野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

【高水三山】駅から登れてアクセス良好。混雑が少なく関東ふれあいの道も楽しめる

高水山(たかみずさん: 759m)、岩茸石山(いわたけいしやま: 793m)、惣岳山(そうがくさん: 756m)の三山を登る、高水三山コースです。惣岳山山頂と岩茸石山山頂付近に多少の岩がありますが、ボーイスカウトガールスカウトや小学生の団体も多く、落ち着いて通行すれば危険も少ない初心者向けコースです。

御嶽駅惣岳山→岩茸石山→高水山軍畑駅のコースをご紹介します。

時間があれば青梅市御岳交流センターで登山準備

御嶽駅ではたくさんの人が下車します。改札口も2つ程度と少ないため駅付近は混雑し、改札口出てすぐの御岳駅トイレも人が並んでいました。看板にも指示がありますが、青梅街道を横断して御岳登山鉄道滝本駅バス乗り場方面に100mほど進むと、青梅市御岳交流センターにもトイレがあります。

トイレの数は少ないですが、きれいな建物で、ウォシュレット付きトイレのみでなく有料のシャワーやロッカーもあります。

登山口に向かうには、また駅方面に少し戻る必要がありますが、センター内には定員40名が収容可能な交流室もあり、時間に余裕があれば荷物の整理や準備におすすめです。

なお、このコースでは高水山の常福院まで3時間以上トイレや茶屋はありませんので、登山前に済ませておきましょう。青梅市御岳交流センター手前にはセブンイレブンもあります。

青梅市御岳交流センター
http://www.omekanko.gr.jp/exc_inpcal/inpcal.php
所 在 地:青梅市御岳本町362ー8
T E L:0428ー79ー0720
休 館 日:毎月第3月曜日(ただし、その日が休日にあたる時は翌日)
利用時間: 午前9時~午後5時

青梅街道歩道からの階段を見逃さないよう注意

登山道に入るまでに少しわかりにくい箇所があるので、詳しく説明します。

御嶽駅の改札を出たら、すぐ右手の階段を降ります。御岳駅前交差点青梅街道は横断せず、青梅市エリアマップに向かって左手、関東ふれあいの道案内所方向に進みます。20mほど進むと、真っ赤なちょちくちょきんぎょが目印のJAキャッシュコーナーがあり、そのすぐ隣の階段を登ります。


階段を昇って踏切を渡ると、慈恩寺が見えてきます。その境内の左手から山道がスタートです。御嶽駅が混雑していても、多くの登山客は御岳登山鉄道滝本駅行きのバスに乗るなど、このルート入り口時点では我々以外に人はいませんでした。青梅線を通る電車の音を聞きながら、まずは惣岳山を目指します。

 

惣岳山頂です。スペースが広く、休憩に適しています。


惣岳山から岩茸石山に向かう惣岳山山頂付近と、岩茸石山間近の山頂付近に、岩の多い箇所があります。落ち着いて降りれば大丈夫です。

岩茸石山山頂は北側の眺めが良好

岩茸石山 - 高水三山
photo by Tranpan23
岩茸石山(いわたけいしやま)の山頂は、北側を中心に開けていて眺めも良く、高水三山の中では最も眺望に恵まれています。そのため、登山道が比較的空いていても、山頂は休憩する人で賑わっています。

高水山の常福院の裏手にはトイレがあります。

最後は清流を眺めながら軍畑駅

高水山源流の釣り堀が見え、高水三山登山口を抜けたら、あとは軍畑駅まで舗装道路を歩きます。脇にきれいな川が流れているのを眺めながら、1.5kmほど歩きます。慶徳寺を過ぎて二車線道路になり、やや交通量が増えるあたりでは、歩道もあるので安心です。


ずっと下り坂ですが、高架が見えたあたりで、最後に右手の坂を登ります。曲がりそびれてそのまま坂を下り続けないように注意です。

混雑が少なく、関東ふれあいの道コースも楽しめる

今回ご紹介したコースの逆で軍畑駅からスタートして御嶽駅をゴールにする場合も、体力的には同程度です。御嶽駅から岩茸石山までは、関東ふれあいの道コースでもある尾根道が楽しめます。