野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

【相模嵐山・石老山】高尾の混雑から離れ、静かな登山を楽しむ


高尾駅の隣駅でありながら、乗降者がぐっと減る相模湖駅。ここからスタートして、嵐山・石老山を巡ります。全長14km近くあり、6時間程度かかる工程の中、すれ違う登山客は土日でも平均10組前後。静かな登山を楽しめる穴場のコースです。

石老山の登山コース

嵐山を経由するかしないかで、大きく分けて長短2つのコースがあります。

プレジャーフォレスト前バス停スタート&ゴールのコース



石老山入口バス停(19分)→石老山駐車場(12分)→顕鏡寺(20分)→融合平見晴台(30分)→石老山(66分)→大明神山(15分)→大明神展望台(49分)→鼠坂(2分)→ゴール地点

石老山のみを登る、全長7.5kmのコースです。ゴールはプレジャーフォレスト前バス停で、さがみ湖温泉うるりにも立ち寄れます。

さがみ湖温泉 うるり - さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト

相模湖駅→嵐山→プレジャーフォレスト前バス停のコース



相模湖駅(20分)→嵐山登山口(相模ダム側)(32分)→嵐山(74分)→鼠坂(32分)→石老山駐車場(12分)→顕鏡寺(46分)→融合平見晴台(29分)→石老山(38分)→大明神山(5分)→大明神展望台(63分)→ゴール地点

往路はバスを使わず、相模湖駅から嵐山を通過します。石老山のみを登るのと比べ、コース全長は2倍になり、歩きごたえ十分です。

嵐山山頂からの見晴らしは絶景


相模湖駅からダムを通過して舗装道を行き、歩道にわかりやすく掲げられた看板を目印に登山開始です。嵐山の標高は405.9m、山頂まではスムーズです。元は間の山(あいのやま)という名前でしたが、相模湖東岸の山容と、山肌を彩る美しい落葉広葉樹林が織りなす景観が京都の嵐山に似ていることから、いつからか嵐山と呼ばれるようになったそうです。

嵐山山頂からの下山道は狭い


嵐山を下山し、石老山に向かいます。道中、プレジャーフォレストの園内放送も聞こえます。この下山道の途中、5箇所程度の木の橋を渡るところがあるのですが、つかまるロープがあるのは写真の1箇所のみ。そこまでの高さはありませんが、歩くとわずかに揺れるため、高いところが苦手な人は少し怖いかもしれません。

また、道幅は斜めになっているうえに狭く、2人はすれ違えない幅です。この道幅の狭さと揺れる橋は、思ったよりスリリングでした。


途中、プレジャーフォレスト駐車場が見えます。ここから石老山駐車場まで約2kmです。その後、本格的な登山が始まる前にある顕鏡寺では、トイレに寄れます。

石老山山頂の様子


登山の途中にある面白い形の奇岩を眺めながら、頂上に向かいます。頂上には、テーブル兼ベンチがいくつかと、十分な休憩スペースがあります。

余力のある人は、山頂から高塚山山頂を目指すコースもあります。

相模湖駅~嵐山~石老山~高塚山~プレジャーフォレスト

頂上からの景観は木に阻まれ、嵐山ほどひらけてはいません。見晴らしの良い景色を見ながら休憩したい場合は、行きの八方岩か、帰りの大明神展望台がおすすめです。


大明神展望台。ここまでくれば、ゴールのプレジャーフォレスト前バス停までは、あと2km程度です。

立ち寄り湯は、さがみ湖温泉うるり(クーポンあり)


登山後は、さがみ湖温泉 うるりに立ち寄ります。

さがみ湖温泉 うるり - さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト

訪問時はいつも、アソビューの岩盤浴セット100円割引クーポンを利用しています。タオルと館内着も付いているので、手ぶらでOKです。

【土日祝・100円割引】さがみ湖温泉うるり クーポン(岩盤浴+館内着セット券) 【平日・100円割引】さがみ湖温泉うるり クーポン(岩盤浴+館内着セット券)

 

子供も多く賑やかですが、併設のパディントンベア・キャンプグラウンド宿泊客がメインのため、入れ替わりは早いです。常に賑わっていましたが、キャンプの食事時が近い17時前後は、岩盤浴に入るお客さんは少なめでした。

新しく綺麗な施設で、内湯にも露天風呂にも高濃度炭酸泉があり、登山の疲れが癒やされます。

土日は19時以降のバスが1時間に1本で、特にプレジャーフォレストの閉園が近づく20時台は長蛇の列になりますので、ご注意を。