野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

【大楠山】ゆったり年末ハイキング


ヤマレコに「挑戦中の山リスト」機能が搭載されてから、リスト内の山制覇にハマっています。今回は、関東百名山リストの山にも含まれる、横須賀の大楠山へ。年末の長期連休に入っていますが、混雑回避のため、あえて近場の低山を選択しました

同じく標高の低い鎌倉アルプスや飯能アルプスよりも、さらにお手軽に登れます。晴れていれば、山頂から富士山も望めます。

大楠山の登山コース

汐入駅〜大楠山山頂間ピストン



大楠登山口バス停(13分)→阿部倉登山口(32分)→大楠山(27分)→阿部倉登山口(26分)→池上十字路バス停

汐入駅を起点としています。
往路: 汐入駅〜大楠登山口(汐16 湘南国際村センター前 ゆき)
復路: 池上住宅入口〜汐入駅
復路は、池上十字路までのバスは1時間に1〜2本と少ないですが、坂本まで歩けばたくさん本数があります。

今回はよこすか満喫きっぷを活用したので、山頂から南方面に抜けず、汐入駅に戻りました。なお、残念ながら汐入駅〜大楠登山口バス停までの料金は、フリー区間外なので別途有料です。

安針塚駅→前田橋バス停



大楠山山頂に到着したら、そのまま同じ道を戻らず反対側に抜けることも可能です。

よこすか満喫きっぷ

浦賀駅までの京急線往復乗車券&指定区間バスフリーパスと、②加盟店舗のランチやディナー、③美術館や温泉お土産などのチケット、合計3枚が全てセットになったお得な切符です。汐入駅浦賀駅はフリー区間として、乗り降り自由です。

よこすか満喫きっぷ

駅ごとに料金が異なり、品川からは大人3,050円です。
品川から馬堀海岸までが往復1,420円、SPASSOの土日祝の入場料が大人1人1,900円で、それだけで3,320円なので、じゅうぶん元が取れます。

食事は、横須賀バーガー、横須賀海軍カレー三浦半島の魚介など、好きなお店を選べます。

山頂までの道のり


山頂にはトイレがありませんが、舗装道路が終わって山道に入る直前にあります。途中までは川と並走して歩きます。


紅葉が残っている箇所もありました。

天気が良ければ頂上から富士山も見える


標高が低い山ではありますが、見晴らしは良好です。螺旋階段からなる小高い展望台もあり、晴れていれば富士山もはっきり見える絶好のスポットです。


登山道は静かな一方、山頂付近では人が増えます。山頂は常に人が出入りしていますが、十分な広さがあるので、さほど気になりません。チワワやポメラニアンなどの小型犬を連れている人も多く見かけました。



立ち寄り湯は、SPASSO


汐入駅まで戻ったら馬堀海岸まで移動し、SPASSOに向かいます。馬堀海岸から直通シャトルバスも出ていますし、シャトルバスとほぼ同じ道を通る、比較的本数の多い観音崎行きバスで「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」で降りればすぐ目の前です。

観音崎京急ホテル SPASSO


SPASSOは、週末の15時頃は入場規制もできることがあるほど人気の温泉。しかし今回は年末で、時間をずらして13時ごろ行ったこともあり、通常の半分以下の混み具合でラッキーでした。いつもは満車の駐車場も、余裕あり。


横須賀ビール


馬堀海岸駅まで戻って横須賀中央駅に移動し、横須賀ビールへ。よこすか満喫きっぷの「食べる券」の対象店舗です。

選べる食べる券|よこすか満喫きっぷ

横須賀ビールと三浦半島まるかじりプレートのセットです。鯖は今年流行の食べ物でしたが、鯖の燻製は初めて頂きました。ビールは4種類から選べて、最近ハマっているペールエールを選択。どれもおいしかったですが、きなこの衣で揚げたポテトはクセになりそうでした。

今回、本当は箱根の山にも行きたかったのですが、いつもは取れない長期連休に登山に向かう人も多いだろうと思い、急遽行き先を横須賀へ変更。

横須賀ビルに向かう途中の横須賀駅商店街は人通りが多かったですが、電車の中や登山道、スポーツとはとても空いていて、のんびりと登山を楽しめました。
皆さんのヤマレコの記録を見ていると、意外と高尾山はいつもより人が少なそうだったり、箱根(金時山など)はやっぱり混んでいたり、混雑予想はなかなか難しいですね。