野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

【古賀志山】難易度の低い、初心者向け岩場なしコース

2019年最初の登山は、栃木県の古賀志山(こがしやま)へ。日光東照宮への初詣と組み合わせて行ける関東百名山を選びました。

栃木にも素晴らしい山はたくさんあり、せっかく足を伸ばしたので日本百名山に登りたかったのですが、日光の男体山は冬季入山禁止なので、またの機会に。

古賀志山は標高582.8mの低山ですが、岩場が多いので侮れません。

古賀志山の登山コース

古賀志山といえば、岩場。中には垂直に近い角度の岩場もあります。ただし、岩場に熟練していないからといって、古賀志山に登るのを諦めることはありません。

北コースには、2箇所程度のロープや鎖はあるものの、使わなくても通行可能な難易度で、激しい岩場はありません。往復ともに北コースを通れば、初心者でも登頂が可能です。

岩場なし・難易度の低い初心者向け北コース


赤川ダム駐車場(16分)→古賀志山・北コース登山口(40分)→富士見峠(13分)→古賀志山(6分)→東稜展望台(2分)→古賀志山(10分)→富士見峠(39分)→古賀志山・北コース登山口(17分)→赤川ダム駐車場

まだ岩場の経験も少なく、特に準備をしてこなかったため、こちらのコースを選択。

岩場あり・難易度の高い上級者向け南コース


赤川ダム駐車場(12分)→古賀志山・北コース登山口(65分)→496P(496m)(49分)→富士見峠(10分)→古賀志山(6分)→東稜展望台(61分)→赤川ダム駐車場(2分)

こちらのコースは、北コースよりさらに上の稜線を歩いて、登頂後も北コースを通らず、南コースを行く上級者向けコースです。クライミングに慣れた人が練習に使うことも多いようです。

縦走コース



古賀志山の山頂到着後、西側の赤岩山に向かう縦走コースもあります。

古賀志山ふもとの駐車場

森林公園駐車場に車を停め、登山口に向かいます。正月明け最初の月曜日午前でしたが、すでに駐車場は3〜4割程度埋まっていて驚きました。地元の方に人気の山なのですね。

坂を上って赤川ダムの横を通ります。犬の散歩・ランニング・登山など、地元にお住まいとおぼしき方々とすれ違いましたが、挨拶をしてくださる方が多くて、なごみました。

途中にキャンプ場があります。バーベキューサイトは高さに段差がつけられ、どの区画からも湖が見えるような設計です。夏は気持ちが良さそうです。冬はさすがに少し寒いですが、それも良いかもしれません。


駐車場のお手洗いのほか、キャンプ場にも2つ程度お手洗いがあります。

古賀志山山頂までの道のり

ニジマス釣りのお店を通過したらまもなく、砂利道の最初に、北コース登山口の小さな看板があります。車両通行禁止の注意書きが大きかったため、はじめは通り過ぎてしまいました。

歩き始めると、しばらくは砂利道が続きます。

富士見峠で少し眺望が望めます。富士見峠の直前と、山頂までの間に岩がちな箇所があるので、岩場のない北コースといえども、スニーカーではなくしっかりした登山シューズがおすすめです。

古賀志山山頂からの眺め

山頂には、岩と丸太で作られた休憩スペースが複数あります。

こちらの方角は雲1つない冬晴れでした。地元の方がお話ししていて、なごやかでした。

東稜展望台からの眺め

下山も同じく北コースを通ります。分岐を左手に曲がらずまっすぐ進み、東陵展望台の方へ。木が少ないぶん山頂以上に開けていて、眺めが良いです。

コース注意書きの看板がありました。ロープ・チェーンのある岩場の注意喚起が赤字で書いてあります。次に来る時は、ぜひ岩場にもチャレンジしたいです。

立ち寄り湯は、ろまんちっく村の湯処あぐり

f:id:risumaru0:20190110185923p:plain 天然温泉 湯処あぐり|道の駅うつのみや ろまんちっく村

立ち寄り湯は、道の駅ろまんちっく村の湯処あぐりへ。着いたのは16時頃でしたが、その時間でも地元の人でいっぱいです。流し場は少し古いですが、露天風呂がとても広く、ゆっくり入れます。関東よりも5度ほど温度の低い宇都宮は、温泉にぴったりの寒さで、登山の疲れを取り、芯から温まりました。

この古賀志山をもって、制覇した関東百名山はようやく9つ目です。まだまだあるので楽しみです。