野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

香港ドラゴンズバック、竜の背のような稜線

先週末は、香港に行っていました。もちろん海外でも登山は欠かせません。

竜の背のような稜線が続くドラゴンズバックを訪問しました。

香港観光客のページでも紹介されている人気のコースです。

ドラゴンズ・バック | Hong Kong Tourism Board

ドラゴンズバックの登山コース

最高地点は284mですが、コース全体は7kmあり、歩きごたえ十分です。

※埋め込みだと、拡大地図がうまく表示されないようです。「山行記録のページへ」からヤマレコに飛んでいただくと、拡大地図もご覧になれます。

ドラゴンズバック登山口までの道のり

筲箕湾(Shau Kei Wan)駅を出て、9系列の二階建てバスで「土地湾」停留所まで向かいます。とりあえず、無事停留所が見つかって一安心です。

 

二階の一番前、特等席に座れました。眺めが良く、爽快です。

 

街を抜け、どんどん山に入ってきます。

 

一番前の席は、目につくところに降車ボタンがなく、焦りました。しかし、ドラゴンズバックで多くの乗客が降りるので、誰かがボタンを押してくれました。降車ボタンが押されると、前方右側に赤いランプがつきます。

山頂(打爛埕頂山:Shek O Peak)までの道のり

登山口にお手洗いがあります。

 

前日は雨でしたが、さほどぬかるむこともなく、歩きやすいコースです。

 

階段も石で、引っかかるところがないので登りやすいです。

 

早々に海が見えて、眺めが良いです。

 

植生はやはり日本とは異なります。iPhoneのカメラでははっきり写せませんでしたが、日本で見たことのない鳥がたくさんいました。

 

日本と同じく、コンビニでおにぎりを買って休憩中に食べました。おにぎりがあるだけ感謝ですが、味はやはり日本のおにぎりが1番ですね・・!

ドラゴンズバックの眺め

通った道を振り返ってみると、竜の背のような稜線がはっきり見えます。

 

山頂に近づくにつれて、地面の色が赤くなります。

 

パノラマ写真なら、稜線の両側に広がる海が伝わりやすいでしょうか?

 

山頂の札には、竜の絵が。 

ビーチ(大浪湾:Big Wave Bay)までの道のり

ここからは下り中心です。

 

後半、平坦な道が続くようになるあたりでは、前半とは異なりやや日陰が多いコースになります。残念ながら眺望はあまり望めません。

 

ただし、小さな川があったり、日本にはない香港特有の植生を楽しめます。

 

コース後半、眺めの良い貴重な休憩場所です。

 

ゴミの持ち帰りは万国共通です。

 

ビーチに近づくと、異国情緒あふれる町並みが現れます。

 

日本ではあまり見ないカラーリングが綺麗です。

 

ビーチに到着です。曇天ですが気温は15度くらいあり、ウェットスーツを着て海に入っている人もたくさんいました。

 

帰りはミニバスに乗車しました。9系列のバス停は歩ける距離ではなく、このミニバスがあり、とても助かりました。途中からは9系列のバスと同じルートを通ります。

シートベルトがないところとか、各停留所の待っているお客さんに片っ端から声をかけて、路線バスのお客さんを取ろうとするアグレッシブさには、アジアらしさを感じました。

感想

同じバス停で降りる登山客は多かったものの、登山道は混雑しておらずのびのびと歩けました。現地の方も多かったですが、街中よりも欧米の方の割合が多く感じました。このときは日本語を話している方は見かけませんでした。

日本では稜線が美しい登山コースは、標高1,000〜2,000m級が多いイメージです。中心地から1時間程度でアクセスできて、これだけきれいな稜線コースを楽しめるのは、香港特有なので、お得な気分でした。