30代虫歯ゼロ、私のオーラルケア&虫歯予防 完全版
もう30も半ばを過ぎますが、虫歯は1本もありません。
数少ない自慢のうちの1つです。
私がこの歳まで虫歯ゼロをキープするために試した策を公開します。
なるべく歯医者さん監修の記事を参考にしており、一応結果が伴っているので、皆さんのお役に立てば幸いです。
基本情報
虫歯になりやすいかどうかは3歳までに決まる
口の中も、腸内と同様に善玉菌と悪玉菌が混在しています。このバランスが、3歳頃までに決まります。
そのため「大人が口移しで食べ物を与えたりするのはもってのほか、食器を共有するのも極力避けるべき」だそうです。
また、幼い頃から、朝晩1日2回の歯磨きは必ず行っていました。まずは両親に感謝すべきですね。
リタイア前の後悔 第1位は「歯の検診を受ければよかった」
2014年のプレジデント社のアンケートによると、リタイア前にやっておけばよかったと後悔することの第1位は、タバコでも禁酒でもなく「歯の検診を受ければよかった」だそうです。
歯に何かあれば、食べ物が美味しく食べられなくなるどころか、重要なエネルギーの吸収もできなくなり、健康状態が阻害され、QOLが下がることは、言うまでもありません。
目指すべきゴールは、80歳で歯20本
永久歯は、全て生え揃うと32本。
厚生労働省は「8020運動」として、入れ歯なしにほとんどのものを食べられる目安である20本キープを目標に、高齢者の口腔ケアを推進しているそうです。2016年には、50%以上が達成したとのこと。
このままなら、80歳で20本はいけそうですが、目標としたいのはやはり虫歯ゼロです。
実際にいらっしゃるということで、凄いですね・・!
オーラルケア&虫歯防止
初めて歯医者に行ったのは30歳過ぎてから
以前に、ふとしたことから会社の同僚と虫歯の話になりました。自分は虫歯が1本もないと言ったら「そんな人間いるはずない」と言われ(笑)
「気づいていないだけで、じつは虫歯の元(?)がたくさんあるんじゃないか」とさんざん脅されて、怖くなって初めて歯医者さんに行くことにしました。
特に自覚症状はなかったので、点検という名目で訪問。待合室で「チュィィィイイイン」という独特の電子音が聞こえ、これがいわゆる歯医者の恐怖か・・と感動しました。
点検の結果、虫歯はナシ。脅してくれた同僚にはさんざん自慢してやりました^^
しかしこのとき、世の中にはスケーリングというものがあり、歯垢を定期的に取ることで、虫歯の可能性を大きく減らせるということを初めて知りました。ですので、同僚には感謝です。また、先生がスケーリングに使用していた専用機器が、音波振動を利用していることも知りました。
虫歯はないものの、お茶などによる色素沈着が気になっていたので、それがきれいさっぱりなくなったのは、大きな収穫でした。芸能人みたいにホワイトニングする必要などないんですね。
スケーリングは1年に1回
以来、1年に1回はスケーリングに行っています。
素晴らしい歯医者さんに出会えたことも大きいです。私の行きつけの歯医者さんは、15分単位で予約が可能で、医院に足を踏み入れてからお会計が終わって医院を出るまで、ぴったり15分で収まります。
私の施術がスケーリングのみで軽いからというのもありますが、逆に言うと、スケーリングでそれ以上待たされる歯医者さんは御免です。
歯ブラシは音波振動
歯医者の先生が使っていたのは専用機器ですが、音波振動の魅力に取りつかれ、電動ブラシを購入しました。私が使っているのはソニッケア。2015年から愛用しています。
当時、電動歯ブラシのメリットをよく知らず、敬遠していたのですが、ともあれ一度検証してみることにしました。
初めて使ったときの違和感は忘れられません。歯茎がくすぐったくてたまりませんでした。パートナーはあまりのくすぐったさに涙とよだれまみれでした。
ただし、その甲斐あって、手磨きではとうてい実現できない歯の表面のツルツルさ。歯の表面が滑らかだと、それだけ歯垢がつきにくいので、やはり虫歯防止のために利用することにしました。
手磨きだとどうしても1カ所に力がかかったり、歯茎が傷ついたりしがちですが、そういった心配とも無縁です。
国内旅行でも海外旅行でも、必ず携帯しています。
ドルツは、ポケットドルツを愛用したことがあります。あれは軽いのがメリットですが振動控えめで、携帯用ですね。
パナソニック 電動歯ブラシ ポケットドルツ 極細毛タイプ ルージュピンク EW-DS1C-RP
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最近はドルツにも音波振動モデルが出ているようで、もし愛用中のソニックケアが壊れたら試してみたいです。
パナソニック 音波振動ハブラシ ポケットドルツ(極細毛) 黒 EW-DS41-K
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食後、すぐ歯磨き
子供の頃は、朝晩は食べたらすぐ歯磨きをしていました。今はフルタイムの仕事ではないので、朝・昼・間食・晩、すべての食事の後、すみやかに歯磨きをしています。
歯を磨くベストのタイミングに関しては、数年おきに「直後がいい」とか「30分後がいい」という発表を交互に耳にします。
一概にどちらが良いというよりは、ケースバイケースのようですが。
また新たな研究結果で、上書きされるかもしれません。
私自身は、これまでの30年以上の人生では、食べた直後に磨くことが多かったので、引き続き習慣的にそうしています。
仕事などで、思うタイミングで歯磨きができないこともあると思います。そういう時は、事前に歯磨きをしておくか、ガムを噛んだり、緑茶を飲むなどして、結果的に口内の悪玉菌の数を一定数以下に抑えることが重要なようです。
替えブラシの値段の高さに注意
おおむね満足な音波振動歯ブラシですが、唯一の難点は、替えブラシが高額という点です。手磨き用の歯ブラシが異様に安いため、比較して、よりいっそう高く感じてしまうのかもしれません。Amazonの定期お得便で購入しています。
(正規品) フィリップス ソニッケアー 替ブラシ ホワイトプラス ステイン除去 コンパクトサイズ ホワイト 4本組 HX6074/67
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親知らずにはタフトブラシ
虫歯ゼロを自慢している私ですが、じつは最初に歯医者に行った後に、奥歯の奥の歯茎が腫れ、2年連続で歯医者に行くハメになりました。
幸い虫歯にはつながらず、もらった抗生剤を飲んで完治しましたが、いよいよ虫歯ゼロ記録も破られるのかとブルーな気分でした。何より、原因がわからず2度も同じ症状になったことに不安を覚えました。
ありとあらゆる歯磨き粉や器具を使って調べたところ、結果的に明らかに効果があったのは2つでした。そのうちの1つがタフトブラシです。先の細くなったブラシで、普通の歯ブラシで歯磨けない、細かなところを磨きます。
まだ生え途中の親知らずの間に挟まる食べ物が、このブラシでなくては取れないのです。これを使い始めてから、歯茎が腫れることはなくなりました。
磨き残しがないかチェックで、セットでオーラル(口腔内)ミラーを買うと便利です。
歯間ブラシとフロスは今のところ不要
タフトブラシの前に、歯間ブラシとフロスを試しましたが、私の場合は特に追加の効果を実感できなかったので、定期的に利用してはいません。しかし、以下の歯間ブラシはとても使いやすかったので、常備しています。
歯磨き粉は使わず、コンクール愛用
音波振動歯ブラシを使い始めての発見が、歯磨きには歯磨き粉は必ずしも必要ないということです。ほぼ30年間あのシュワシュワ=歯磨きと言う固定観念を持ち続けていましたが、液体歯磨きでも何ら効果は変わりません。
歯茎が腫れたときに唯一染みずに使用できたのが、このコンクールでした。メントールや発泡効果などは不要と思うようになり、普通のデンタルリンスは使えなくなりました。
【イチオシ】虫歯予防には緑茶うがい
今回の記事で、最も皆さんにお伝えしたいのが、歯の健康維持のキーアイテムは緑茶だということです。
何度かテレビでも特集されていますが、あまりに身近なものなので、話題にならないのかもしれません。ただ、口内フローラを調整するには、これ以上の宝はないと思います。
高級な玉露などの必要はなく、スーパーで売っている粉末緑茶を使います。
お湯ではなく、水で溶かします。少し粗めに粒が残っている方が良いようです。
今度もし、歯茎が腫れたり、口の中を噛んでしまって口内炎ができたときに、試しに数時間おき(できれば1時間おき)に、緑茶うがいを試してみてください。
私もありとあらゆる薬剤や自然物を試しましたが、明らかに治りが早い、もしくは大事に至らず未然に防げて、緑茶粉末が最も効果的でした。
また、私は登山を趣味にしているのですが、登山の時はエネルギー補給のために常に定期的に食べ物を口にしています。そのため、登山で虫歯になる人も珍しくないようです。水も不足しており、歯磨きや歯のケアができる環境ではありません。
そんな状況でも、粉末緑茶なら簡単に口をゆすぐだけで、口内の菌の状態が良好になります。
虫歯も怖いが、外傷も怖い
加齢により状況が変わるとはいえ、虫歯については大体の対策方法が見えてきたので、そこまで危惧していません。それよりも、外傷の方を恐れています。登山やスポーツ仲間で、強く食いしばりすぎて歯が欠けた人の話をときどき耳にするからです。運動中は必ずマウスピースをしている知り合いもいます。
とりあえずこんなものを買いました。自分の歯型に合わせて調整できます。
外傷(破折)対策についてはこれからの課題です。
まとめ
たくさんの方法をご紹介してきましたが、これだけの方法をもってしても、私のパートナーは、しょっちゅう虫歯が再発して歯医者に行っています。
「口内炎ができて痛いから何とかして」と言われたので、1時間おきに緑茶うがいをするように伝えて緑茶粉末も持たせたのに、仕事が忙しかったからという理由で、うがいせずに帰ってきて、結局悪化していました。
どれだけ声高に伝えても、やはり最後は、虫歯になりたくないという本人の強い意思や意欲がないとダメですね。
筋トレと同じで、1日だけ努力してもダメで、習慣付けができるかどうかが肝心です。
皆さんの健康のために、この記事が少しでも役に立てば幸いです。
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