箱根旧街道ハイキングコースマップ
箱根旧街道と石畳のハイキングコースを歩いたとき、「あれ?なかなか石畳が出てこないぞ?」と言うのが予想外でした。
一応、事前にいくつかのマップや本を見ていたのですが「箱根旧街道」として見ていたので見逃したのかな?
道中でもスマホで検索したのですが、コース全体のどの部分に石畳があるのか、明示したマップを見つけられませんでした。
絶対に誰かが作っているはず・・と思いつつ、オンライン化されていないのか、SEOが効いていないのか、探し当てられなかったので、これから行く人のために作成してみました。
各種公式情報
最初に、公式情報をご紹介します。
箱根町観光協会の情報
所要時間と登り口付近略図が表示されています。コース全体マップはありません。
神奈川県の情報
神奈川県県西地域県政総合センターが平成29年12月発行に発行しています。箱根旧街道の全体マップです。石畳はスポット的に紹介されています。
箱根旧街道ハイキングコース地図
地図看板
須雲川自然探勝歩道の入り口の地図看板です。
このマップがオンラインで見つかれば助かったのにな・・と思いました。
以下、ハイキングコース入り口にあったその看板の、箱根旧街道や石畳に関連がある部分を抜粋してGoogleマップにしました。
Google マップにあまり慣れていない人は、この看板画像を参照していただくのが分かりやすいと思います。画像クリックで拡大します。
Google マップ
レイヤ: ハイキングコース・ルート
- 紫のライン: 須雲川自然探勝歩道
- 赤のライン: 石畳(江戸時代の石畳区間含む)
- オレンジのライン: 石畳
石畳は赤とオレンジ以外の箇所にも登場しますが、車道や自然道と交互かつ断続的に続きます。
コースのポイント
コースのポイントは以下の通りです。私自身が「行く前にわかっていたらよかった」と思ったポイントです。
- 箱根湯本から須雲川遊歩道コース入り口まで歩くコースが紹介されている本もあるが、車通りが多く歩道のない道を歩かなければならないので、危険。お勧めできない
- 途中までバスで行くならば、ハイキングコース入り口か、畑宿から開始すると良い。
- コース全体の中で、ほんの数メートル程度、江戸時代の石畳がある。
コース中、特に見晴し茶屋から旧東海道石畳までの間の区間、石畳のある箇所は断続的に続いています。途中で舗装道や自動車道も通るので、マップに明示しようと思うと少し難しいです。今回は、実際に歩いた際のGPSデータをもとに作成しました。
簡単な使い方説明
マップの右上をクリックすれば、Google マップが開きます。スマートフォンでGoogle マップアプリをインストールしてあれば、現地で現在地なども確認できて便利です。
ハイキングコースに直接関係のないランドマーク、駐車場、トイレはそれぞれレイヤを分けました。見づらい場合は、レイヤー単位で表示のオンオフができます。
よくわからない場合は、Googleマップの使い方の章でさらに詳しく説明しています。
ヤマレコ
ヤマレコをお使いの方は、上の山行記録を参考にしてください。写真撮影箇所を地図上に明示しました。地図右下「山行記録のページへ」をクリックし、PCで地図を見ていただくと、緑色の四角で表示されます。
Googleマップ使い方
基本操作
この地図に限らず、一般的な埋込Googleマップの使い方です。
- 左上のアイコンをクリックすると、左から凡例が現れます。
- 右上のアイコンをクリックして「拡大地図を表示」すると、別タブでGoogleマップが開きます。サイズの割に内容が多いので、このボタンをクリックして別タブで見ていただいた方が見やすいと思います。
レイヤ単位の表示ON・OFF
「電車で行くので、駐車場は地図に表示しなくて良い」などの場合は、レイヤの前のチェックを外していただければ、地図上で非表示になります。情報量が多いので、ニーズにあわせてレイヤをON・OFFして、お探しの情報が見やすいようにカスタマイズしてください。
箱根旧街道の各スポット
箱根旧街道の入り口
Googleマップのレイヤ: 箱根旧街道・石畳入り口を参照してください。
オレンジの区間で、両端にあった道標の写真も付けています。
江戸時代の石畳
このコースの見所といえば、やはり石畳。特に、江戸時代の石畳が残っている箇所ではないでしょうか?該当区間はほんの数メートルですが、看板で明示されています。
箱根旧街道 駐車場の場所
Googleマップのレイヤ: 駐車場を参照してください。須雲川自然探勝歩道の入り口の地図看板に記載されている、箱根旧街道ルート付近の駐車場にピンを立てました。
他にもあるとは思いますが、あくまで該当施設への訪問者用の駐車場で、ハイキング用途に使えるのは看板に明示されたものと思います。
箱根旧街道 トイレの場所
Googleマップのレイヤ: トイレを参照してください。
箱根旧街道 甘酒茶屋
一度、須雲川自然探勝歩道からスタートすると、芦ノ湖周辺に抜けるまで、飲食店は畑宿か甘酒茶屋くらいです。特に甘酒茶屋は、徒歩だけでなく車で来た人でにぎわっていました。
最後に
スマホ1つあればこんなデータが作れてしまうので、本当に便利です。
自分は準備に余念がないタイプなので、登山道のストリートビューやGoogleマップなどがあれば、事前に結構じっくり見ます。
自分の目で見て、自分の足で歩く石畳が最高の思い出になるように、オンラインでの事前準備に役立てば幸いです。