野山で静かに過ごしたい

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日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

【明神ヶ岳・明星ヶ岳】宮城野営業所前バス停スタート。富士山を眺めながら山頂を目指す

先週末は、箱根の明神ヶ岳・明星ヶ岳に登ってきました。

5月にして30度越えの週末。登山にはちょっとキツい温度だな・・と思いつつ、夏の装備と多めの水を持って箱根へ。思ったよりもハードな山行となりました。

箱根山を中心とした外輪山の一部が、明神ヶ岳・明星ヶ岳です。トレイルランのコースとしても人気があります。

神奈川県による明神ヶ岳のマップ

明神ヶ岳・明星ヶ岳の登山コース

今回は、宮城野(みやぎの)営業所前バス停で下車し、明星ヶ岳を経由して明神ヶ岳山頂を目指しました。

まずは明星ヶ岳山頂を目指す

宮城野営業所前バス停で下車。降車直後に、お手洗いがあります。

 

登山口まで、舗装道を登ります。5月とは思えない、夏の日差しの強さ・・

 

登山道の開始です。

 

前の週に登った山梨県岩殿山は、硬い地面に砂礫が載っていて、とにかく滑りやすく苦戦しました。一方、今回のコースは、斜度こそまぁまぁありますが、ほどよく湿り気のある土で、とても歩きやすく感じました。

山行中、付近の小中学校の運動会の放送がずっと聞こえていました。

 

登山口から明星ヶ岳山頂まで半分を過ぎたところで、富士山が見えます。綺麗!

明星ヶ岳山頂

明星ヶ岳の山頂は、残念ながら眺望はありません。山頂付近まで、1度も人に会いませんでした。登ってはいけないときに来てしまったのかと焦ったほどです。

それもそのはず、気温が30度を超えると、熱中症対策か、登山客はぐっと減ります。覚悟して、水分を多めに持つなど対策をしてきたつもりでしたが、明星ヶ岳到達時点までで、思った以上に体力を奪われていました。

明神ヶ岳山頂への道のり

少し休憩したら、明神ヶ岳の山頂を目指します。

 

ときどき富士山が見えて、開放感があります。

 

一方、日陰がなくて暑いのは少し我慢です。箱根なら少しは涼しいかと期待しましたが、標高1,100メートル程度では、残念ながら涼しさは感じられませんでした。

 

たくましく咲く、キンポウゲ。

明神ヶ岳山頂で、富士山を眺めながら休憩

登山道ではそこまで人は多くありませんでしたが、山頂は休憩する人で賑わいます。日陰がなくとても暑かったですが、風が通るのは救いでした。

 

宮城野営業所前バス停付近には、コンビニがあります。写真は登山前のバス降車直後に撮影したものですが、右手にセブンイレブンの看板が見えています。

今回、多めに持ってきたつもりでも水が少し足りなかったので、下山後に立ち寄りました。キンキンに冷えた水には救われました。

立ち寄り湯は、湯の里おかだ

帰りも宮城野バス停から箱根湯本駅へ。箱根湯本の1つ手前、温泉場入り口で下車します。徒歩圏内で行ける日帰り温泉の候補が、天成園と湯の里おかだです。

箱根湯本駅から100円で乗れる送迎シャトルバスも出ています。本当に疲れたら、それに乗っても良いかもしれません。

箱根湯本温泉旅館送迎シャトルバス|貸切バスのことなら 箱根登山観光バス(小田急箱根グループ)

  • 天成園・湯の里おかだともに、Aコース:滝通り線
  • 時間は10〜18時代までなので、上記ページでチェック

 

画像は天成園。ここまで徒歩約10分、湯の里おかだはその倍くらい歩きました。登山に疲れた足と、15時ごろになっても弱まらない日差しは少し堪えました。

が、がんばって歩いた甲斐あって、開放感のある露天風呂を楽しめました。

夕食は17時過ぎにはレストランへ。17時30分ぐらいになると混み始めますが、それまでに入れば、ゆっくり食事を堪能できます。

登山客は少なくとも、観光客は多めの旅でした。しかし、時間をズラしたので、土曜日の箱根とは思えないくらい、のんびり過ごせました。

最後に

余談ですが、マンガワンで2019年6月14日まで、かわぐちかいじ作の「太陽の黙示録」が全巻無料イッキ読み対象となっています。2002年に起こる富士山大噴火と大地震に苦しむ日本の話なのですが、冒頭の舞台が箱根で、ちょうど今回通過した場所とかぶっていたので、リアリティがあって恐ろしかったです。

 

箱根の登山情報は、Kindle Unlimitedで読める以下の書籍がとてもわかりやすいです。タイトルの通り、わかりやすいマップ。やや複雑な箱根の地理やバス停留所など、交通機関を把握するのにも役立ちます。