無印良品津南キャンプ場の、静かなおすすめ穴場サイト
先日の苗場山登山は、前後に一白ずつしたのですが、そのうちの1日で、無印良品津南キャンプ場に泊まってきました。
無印良品は全部で3つのキャンプ場を運営しています。
津南キャンプ場の所在地は新潟県になるので、関東から向かうと最も遠く、それなりに時間が掛かります。しかし、今回は苗場山との組み合わせで、思い切って行ってみました。
さらに、「野山で静かに過ごしたい」自分にとっては最適なサイトも見つけたので、ご紹介します。万人向けではありませんが、静かに自然を楽しみたい人にはおすすめです。
無印良品キャンプ場の特徴
1つのサイトが広い
無印良品キャンプ場の特徴は、なんといっても1つのサイトが広いことです。サイトごとに形がだいぶ違うので一概には言えませんが、一般的なサイト区画が10x10m前後のところ、無印商品キャンプ場は少なくとも15x15m程度はあるのではないかという実感値です。
隣が気になりづらい
1つのサイトが広いことに加えて、サイト同士の間に樹木が植えられているなど、隣が気になりづらい工夫が凝らされています。このことも、サイトを広く感じる一因だと思います。
サイトを指定できる
予約システムからのキャンプ場の予約の際、特定のサイトを予約できます。キャンプ場は、どのサイトになるかによって全く満足感が変わるので、サイトを指定できるかどうかは重要。
予約サイトでキャンプ場と予約月を選択して進むと、それぞれのサイトをマップで確認できます。
レンタル品もあり、手ぶらOK(食材は必要)
自前のマット以外のキャンプ道具は全てレンタルしましたが、綺麗で快適でした。テントはOgawaのPista5、シュラフはモンベル(タイプは不明)。ただし、食材は自分で用意する必要があります。
簡単なお菓子や飲料なら、管理棟で無印良品の商品を一部販売しています。
静寂のおすすめ穴場サイト: B17
予約時には、各サイトの大まかな特徴もわかります。その中で、「静か」と書かれているサイトを発見。サイト番号は、B17です。地図上でも袋小路で独立した場所にあるので、迷わず予約しました。
当日チェックインの時、受付の人から「このサイトは、来年はもう潰そうかと思っているくらいのサイトなんですよ」と言われました。
その理由は
- 他のサイトから離れていて、寂しい
- サニタリー棟が遠くて不便
- 雨が降るとぬかるみができ、4WDでないと出られなくなるかも
と言うことでした。当日はそれほど混雑していなかったこともあるのか「もし実際に見て変更が必要なら教えてください」と言ってくださいました。それほど苦情の多いサイトなのかもしれません。
しかし、とにかく静かに過ごしたい私にとっては、ぴったりでした。
三方を木に囲まれている
三方向が木に囲まれていています。どちらかというと、隠れ家感が強いです。サニタリー等に近いエリアに比べると、開放感を求める人には物足りないのかもしれません。
でも、サイトから見ると十分に空や山が見えます。
メイン道路からの音が聞こえない
B17サイトの特徴として、車が通れるメイン道路の音が一切聞こえないのは、とても気に入りました。
その日は、すぐそばのB16・B15サイトに宿泊者がいなかったので、試しにしばらく様子を見てみました。
しかし、それらのサイトでは、メイン道路を通る人や車の声が聞こえました。やはり、究極の静寂は、B17サイトでなければ手に入りません。
他サイトの人が通らない
マップで見る通り袋小路なので、このサイトに用がある人か迷子以外は立ち入りません。夜中にトイレに行く人に起こされることもなし。
B15サイト左側の道を進み、
こんなに奥で↑
サイトは、さらにその奥ですので。
キャンプと言えば、遅くまで会話している他の宿泊者の声がうるさくて寝られなかったり、夜中にトイレに向かう人の足音で目を覚ましたり、誰かが朝起き出して起こされたりというのは不可避ですが、このときはそれら一切にさいなまれず、とても良い一晩を過ごせました。
キャンプや山小屋では、いろいろな音がするのは当たり前ですが、できることなら御免被りたいので。
穴場サイトを堪能するための必需品
私と同じく、野山で静かに過ごしたい人が、このサイトで快適に過ごすための必需品をご紹介します。
蚊取り線香
サイトは、とにかく蚊が多かったです。このサイト以外の滞在経験がないので、サイト由来の問題か、キャンプ場全体で同様なのか分かりませんが、ベープ未来をずっと身につけていました。
しかし、電池が途中で切れてしまい、足を大量に刺されて散々な目に。予備電池とカートリッジも含めて常備しておくと安全です。
携帯トイレ
サニタリー等に立ち寄ったのは、到着時・夜のシャワー時・起床後・出発時の4回のみです。徒歩でサイトからトイレに向かったのは、夜のシャワー時と起床時の2回だけ。確かにトイレは遠いですが、2回だけなら大した負担にはなりません。
これを可能にするには、やはり携帯トイレは欠かせないかと。
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なお、ヒマラヤの登山隊なども利用している、ピスボトルも便利です。登山をしない一般の人には抵抗があるかもしれませんが。
専用品があるわけではなく、普通の水筒などを流用します。容量も多く未使用時は小さくたためるナルゲンボトルなどが人気のようです。
口が十分大きければ問題ないので、百均の水筒なども使えます。
やっぱり登山をしない人には抵抗があるかな・・非常に便利なのですが。
最後に
都心からは立地が遠いので、頻繁には通えませんが、ゆっくり過ごせるキャンプ宿泊拠点を見つけられてよかったです。このお気に入りのB17サイトがなくならないことを切に祈ります!