【筑波山】初心者にも安心、人気のハイキング登山コース
筑波山と言えば、関東では高尾山と並んで知名度が高く、登山をしない人でも名前を知っていると思います。日本百名山で標高は最も低いものの大人気で、ケーブルカー&ロープーウェイもあり、初心者が手軽に登山を始めるには最適です。
※ヤマレコでは、筑波山頂から西の男体山の間、GPSトラックしそびれています
御幸ヶ原コースから山頂まで登り、男体山を通った後、女体山まで移動して、白雲橋コースで下山します。
筑波山登山コース | 筑波山ケーブルカー&ロープウェイ
筑波山神社(79分)→御幸ヶ原(78分)→筑波山頂駅(17分)→筑波山(17分)→弁慶茶屋跡(43分)→迎場分岐(8分)→白雲橋登山口(3分)→筑波山神社
筑波山あるきっぷ利用
筑波山あるキップは、つくばエクスプレスと、直行筑波山シャトルバス・つくバスに乗るのが割安になる切符です。
筑波山あるキップ|つくばエクスプレス
駅員さんからも念押しされた注意点ですが、フリー区間は沼田〜筑波山神社入口〜つつじヶ丘までの間のみで、それ以外の区間で途中下車すると、切符はそこで無効です。
今回の道のりでは、帰りにつくばエクスプレス研究学園駅で下車して温泉に立ち寄りましたが、つくば駅で自動改札機にこの切符を入れると、研究学園駅下車時に切符が無効になってしまいます。
復路では、つくば駅〜研究学園駅はICカードで支払い、研究学園駅から筑波山あるキップで乗車しました。その場合は自動改札機を通れないので、駅員さんにスタンプを押してもらい、下車時も駅員さんのいる改札のみ通行可能でした。
つくば駅バス停では長蛇の列、臨時便あり
直行筑波山シャトルバスは、つくばエクスプレスつくば駅A4出口すぐそば、1番乗り場からの発車です。9時発のバスで長蛇の列。このときは9時台のバスの後ろにすぐ臨時便が来ましたが、係の人の話では、臨時便の有無は混雑具合次第とのことでした。
筑波山神社から登山スタート
筑波山神社でお参りをして、登山スタートです。
大きめの岩が多く、歩幅を大きく取らざるを得ないため、思ったより疲れが溜まります。登山道には狭い間隔で人が歩いており、追い越し・追い越されの気遣いと、ペースの調節も必要です。
ロープウェーの終着点でもある筑波山頂は、大賑わいです。食堂も充実しており、筑波うどんやおしるこなど、メニューも豊富です。
男体山山頂の絶景
男体山からの風景です。雲の多い空でしたが、田畑の形がはっきり見えて綺麗です。
男体山御本殿横の、山頂標識です。
女体山山頂のパノラマは最高だが、渋滞に注意
女体山からの景色は、見渡せる角度が広い分、男体山以上に素晴らしく感じます。
景色がより良いこともあって、女体山山頂はすごい人だかりです。
女体山山頂を下って白雲橋コースに入るところは、鎖も用意された岩場です。ストリートビューでも、人が詰まり気味なのがわかります。いろいろな角度から見てみてください。
登りと下りで同時に行き来できず、待ち時間が生じるため、土日の登りは渋滞で長蛇の列になります。
下りは、登りほど長い列にはなりませんが、登り列に並ぶ人たちに見られながら岩場をくだらないとならないので、初心者にはプレッシャーです。
弁慶の七戻りなどの奇岩
photo by t-mizo
白雲橋コースには、子供が見ても楽しめる奇岩がたくさん存在します。画像は、頭上の岩が今にも落ちそうなため、あの弁慶ですら七回行きつ戻りつしたという岩です。
研究学園駅の温泉が穴場
下山後の温泉は筑波山神社付近で立ち寄るのが多数派と思いますが、もう少し頑張って、つくば温泉喜楽里別邸がイチオシです。
つくばエクスプレスつくば駅隣の研究学園駅から、さらにバスで10分ほどかかるため、登山客はほとんどいません。入場は小学生以上が対象です。
つくば温泉喜楽里別邸 - 湯楽の里
2018年にできたばかりの新店舗で、岩盤着の取得も退館時の精算も、全て機械によるハイテク施設です(宮沢湖の系列店は対人でした)。高濃度炭酸泉や岩盤浴も堪能できます。
かまど焚きのご飯をはじめ、スーパー銭湯の食事処とは思えない美味しさでした。
筑波山は素晴らしい山でしたが、有名で人気の山なので、ゆっくり自然を楽しむ目的だと、少しにぎやかに感じてしまいますね。この温泉はぜひまた訪問したいため、筑波山以外の山でも訪問できないか計画中です。