野山で静かに過ごしたい

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日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

収納袋も付いたダバダトレッキングポールのレビュー

トレッキングシューズの次に揃えた登山道具が、トレッキングポールでした。

雨の翌日の最初の登山で、普通のスニーカーを履いていて足元がよく滑って怖い思いをしたのが堪えていて、転倒対策のため、トレッキングシューズとほぼ同時期に購入しました。

トレッキングポールの利点

1つめは、転倒防止です。特に下り坂での転倒対策としては、トレッキングポールのあるとないとでは大違いです。

2つめは、足への負担軽減、全身への負荷分散です。トレッキングポールを使うことで、負担を腕に分散させます。また、正しい姿勢を保つことで、足以外にも体の特定部位に負荷が集中するのを防ぎます。

トレッキングポールの使い方

登り・下りそれぞれの使い方動画を見ていただくと、利用時のイメージが湧きやすいと思います。


トレッキングポールの上手な使い方(斜面の登り方)

 


トレッキングポールの使い方(斜面の下り方)

ダバダトレッキングポールの特徴

SGマーク取得

万が一、使用中に不具合が発生したら、命にもかかわる重要なアイテムです。その点、ダバダのトレッキングポールはSGマークを取得しています。見覚えのあるこのマークは、製品安全協会の品質基準をクリアした証で、最大1億円の対人賠償保険も付いています。

長さ・重さ

軽量のアルミニウム素材で、1本約200グラムと軽量です。

長さは、最短に畳んだ状態で約56cm、最長120cmです。

2本・I字型タイプ

トレッキングポールには、1本で使うT字型のタイプもあります。

私の場合は、体が傾きそうな気がして、2本を選択しました。2本の方が負担が分散されるので、初心者にはおすすめですが、1本に比べるとかさばるという観点はあります。

収納袋付き

Amazon限定キットには、収納袋も含まれています。持ち運ぶ時は付属の収納袋に入れ、肩にかけています。

袋に入れた状態で、2本のポール同士がぶつかって傷がつかないよう、2本離れた状態で固定できるプラスチックのパーツが2つ付いています。

付属品のキャップ

Amazon限定キットには、バスケットのほか、ウォーキングキャップも含まれています。

アンチショック機能

ボールを地面についたときにバネがクッションとなり、腕や肩への負担が軽減されます。「いまアンチショック機能が働いているな」と実感できるほど顕著な感覚はありませんが、これまで10回以上使用していますが、塔ノ岳程度の山では、手首が痛くなったことはありません。

トレッキングポールのお手入れ

汚れるのは、先端の地面につく部分が中心です。他に、多少泥がはねた部分など、毎回簡単に水で洗い、乾かして終了です。

使ってみて気づいたこと

徐々に固定できなくなるケース

同行者と合わせて合計3回、同じダバダのトレッキングポールの購入経験があります。うち1回は、使っているうちにだんだん短くなってきて、回しても位置を固定できなくなり、返品・交換しました。

付属の説明書には、その症状に陥ったときの対策法も書いてありますが、それを試しても、残念ながら元に戻りませんでした。残りの2回は、そのような症状も出ず安全に使えています。

手がふさがったときに収納できるリュックが便利

岩場などで一時的に両手が塞がり、トレッキングポールを持てないような場面もあります。リュックに突っ込むと飛び出して不安定ですし、チャックが閉まらず落下すると危険です。そのような時に備えて、ボールを収納するループが付属したリュックだと安心です。サイドポケットに入れ、フックで固定できるタイプもあります。