野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

徐々に買い足した初心者の登山持ち物リスト

登山をはじめて半年。その間、一気に登山道具を揃えていったわけではなく、登れる山のレベルや条件に合わせて、独断で重要度を設定し、順次アイテムを買い足していきました。無雪期の想定です。

必須の持ち物

携帯電話(地図・GPS確認用)

携帯電話は、主にヤマレコのアプリであらかじめ地図をダウンロードして道迷い対策に使っています。GPS機内モードなどをオフラインにしても利用できるので、地図と照らし合わせて自分がどこにいるのか分かります。

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笛や鈴

熊や猪の出没が確認されている登山コースでは、熊鈴が必須です。

警察庁による平成29年の山岳遭難のデータでは、野生動物の襲来が原因の遭難は、年間で63件、全体の2%を占めます。

ハイマウント(HIGHMOUNT) マジックベアベル 13040

ハイマウント(HIGHMOUNT) マジックベアベル 13040

 

 

貴重品(財布・鍵)

貴重品はリュックに入れていても問題ありませんが、地図確認のためにスマホは頻繁に出し入れするので、モンベルのウエストポーチに入れています。温泉のロッカーで使う100円や行動食など、すぐ取り出したい小物が入って便利です。 

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必須の持ち物 - 雨具

レインコート・レインウェア

山の天気は変わりやすいので、たとえ天気予報が晴れでも、雨具は必須です。

モンベルでは雨具の一部商品を「オールウェザー」と呼んでいる通り、雨天でない晴天時も着用することを前提に、透湿性の高いものを選びます。

私はミズノのストームセイバーを愛用しています。あまりに着心地が良く汎用性が高いので、ジャージやジョギングウェアのような感覚で、真夏以外は常に着ています。 

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ザックカバー

リュックを背負った状態で着用できるレインウェアでない限りは、リュック・ザックには、専用のザックカバーをつけます。

 

【重要度高】事故や怪我防止に必要

水(最低500ml)

日ごろの生活ではそれほど意識しないかもしれませんが、登山では水は不可欠です。水がないと、熱中症や脱水症状になるおそれがあります。冬でも想像以上の汗をかくので、500mlペットボトルは持っていたいところ。気温が20度以上なら1リットルは欲しいところです。

トレッキングシューズ・トレッキング靴下

転倒して思わぬ怪我を防ぐために、トレッキングシューズは必須です。トレッキングシューズを履く場合は、靴下も厚手のトレッキング用靴下が理想です。 

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行動食(おにぎり、カロリーメイト等)

水と同じく行動食も重要です。カロリーが不足するとシャリバテ(ハンガーノック)となり、吐き気を催したり、動けなくなるおそれがあります。

サバイバルシート

転倒など不測の事態で、万が一、山で一晩過ごさなければならなくなったときに、サバイバルシートがあれば暖を取って低体温症を防げます。真夏は不要かもしれませんが、標高の高い山や、冬で夜間の温度が冷え込む場合は持っていると安心です。

そのため、行き先の天気予報では、夜間の気温も必ずチェックします。

SOL(ソル) ヒートシート エマージェンシーブランケット1人用 12132

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【重要度中】翌日以降のダメージ軽減に必要

トレッキングポール

トレッキングシューズと並んで転倒防止に必要です。足だけでなく全身に疲労を分散させる効果もあります。 

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バイオギアタイツ

登山を始めたばかりの頃は、翌日の筋肉痛に悩まされましたが、このバイオギアタイツを着用してからは、高尾山や筑波山くらいの山では筋肉痛にならなくなりました。膝痛対策にも効果があります。

数タイプありますが、トレッキング向きなのはBG9000です。

 

アミノ酸(グリコパワープロダクション)

バイオギアタイツと並んで、翌日の筋肉痛防止に役立っているのが、アミノ酸(BCAA)です。ただし、これ自体は低カロリーなので、コースの標高差や歩行距離に応じて粉飴と一緒に水に混ぜています。

 

H+Bライフサイエンス 粉飴顆粒 1kg

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インソール

トレッキングシューズに入っているインソールは、そもそも長距離歩行に耐え得るものですが、より長距離を歩く場合に適した高性能なインソールがあります。

私は、自衛隊が行軍訓練に使っているというインソールを使い始めてから、足が疲れて休憩することはなくなりました。

 

【重要度低】快適な登山に必要

登山リュック

軽量かつ高機能な登山リュックならば、登山が楽になることは言うまでもありません。ですが、荷物が2kg未満の日帰り登山なら、肩に負担がかからず正しい姿勢を保てれば、登山専用リュックでなくても標高差1000km程度の山は十分に攻略できます。

私は往生際悪く、未だにタウンユースのリュックを使っています。

泥除けスパッツ

雨のとき専用のアイテムかと思いきや、小石が跳ねてトレッキングシューズに入ってくるのを防ぐのにも役立ちます。 

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水分補給用品(ハイドレーションやストロー)

夏の登山では、10〜15分に1回くらいの高頻度で水分補給します。効率良い吸収のため、時間をかけて少量を少しずつ摂取する必要があるからです。

その際、リュックのサイドポケットからいちいちペットボトルを取り出しているようでは時間がかかるので、ハイドレーションやリュックの前に設置するアイテムを使います。

タオル

持っていると、登山中の汗拭きや、下山後の温泉に活用できて便利です。吸水性が高く、しぼって繰り返し使えるタオルを活用しています。通常のタオルと比べると肌触りが悪いのが玉に瑕ですが、登山では軽さ優先です。

アイオン 吸水タオル 超吸水 ヘアドライタオル ピンク 694-P
 

 

【重要度低】あると便利

バッテリー

登山中の地図確認だけでなく、往復の電車で音楽を聴くためにもスマホを使っているので、バッテリーが減りがちです。1日で0%になることはほとんどありませんが、電池残量を気にしながら使うのは嫌なので、モバイルバッテリーも携帯しています。

 約108 x 33 x 33(mm) 、重さ約134gです。

 

折りたたみマット

100円均一のマットを使っています。クッション性はあまりありませんが、直接座るとお尻に刺さって痛い草の上や、泥汚れを防ぐのに役立っています。

水筒

普段の行動食はコンビニのおにぎりなのですが、冬に山頂でおにぎりを食べるのが寒すぎて、味噌汁やカップラーメンを食べるためのお湯を入れる用途で買いました。沸騰直後の熱湯を入れれば、4〜5時間経過しても、ラーメンがほぐれるくらいの高温が維持されています。

サーモス 水筒 ステンレススリムボトル 500ml ブラウン FFM-500 BW

サーモス 水筒 ステンレススリムボトル 500ml ブラウン FFM-500 BW