野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

登山の服装、全身ユニクロからのスタート

 

登山を始めようと決めたのは、昨年の夏ごろでした。

登山専用の道具を1つも買わずに、千葉県の鋸山を登ったのが懐かしいです。

その時の服装は、全身ユニクロでした。

その後、20座以上の山を登り、徐々に山専用の装備を揃えていったわけですが、今でも部分的にユニクロ製品を活用しています。

ユニクロで対応できるアイテムとできないアイテム、その理由をまとめます。

全身ユニクロ登山の服装

アイテム ユニクロ
インナー兼ドライレイヤー エアリズム
ベースレイヤー ドライEX Tシャツ
ベースレイヤー上の防寒 ヒートテック
防風 ポケッタブルパーカー
防寒ベスト ウルトラライトダウン
防寒長袖 ウルトラライトダウン
レインコート -
タイツ エアリズムレギンス

主に低山が中心、最高でも塔ノ岳(累積標高差1,000m程度)の想定です。

登山専用品はおしゃれですが高額なので、購入の心理的ハードルが高いです。それでなかなか登山に行けないくらいなら、まずは全身ユニクロで、近所の低山を登ってみれば良いのです。

私も最初は「わざわざ登山用の服装を買う必要あるのかな?」と思って始めました。

ユニクロで対応できない服装・アイテム

先日、「ベースレイヤーにユニクロは不向き」という記事を書きました。 

quiet-nature.hatenablog.com

 

その記事でも言及した通り、登山は通常のスポーツ以上に汗を掻きます。しかし、持参できる衣料には限りがあり、簡単には着替えられません。

ユニクロ製品は登山に対応できるほどの吸汗性がないため、肌に直接触れ、汗を吸い取る役割のアイテムには向きません。

そのため、ドライレイヤーとベースレイヤーは真っ先に交換しました。

ドライEX Tシャツも、特に汗の多い人・季節には、あまりおすすめできません。

quiet-nature.hatenablog.com

ユニクロで対応できる服装・アイテム: 中間着がメイン

主に、肌に直接触れない、防寒着の役割をするアイテムです。いわゆる中間着(ミドルレイヤー)です。

ヒートテック(定価990円+税)

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ヒートテックは、一度汗で濡れると、なかなか乾きません。しかし、保温性は高いので、ベースレイヤーの上に防寒着として着用することは可能で、大きな不都合はありませんでした。

具体的には、2月の最高気温10度以下の日、積雪の残る陣馬山に登るときに着用しました。下にドライレイヤーとベースレイヤーを着用するには、普段の着用サイズ+1〜2など大きめが良いです。

ウルトラライトダウン(定価5,990円+税)

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同じく積雪の残る陣馬山で、ヒートテックの上に着用しました。陣馬山の山頂で、他にも持っている人を見かけました。

モンベル製品の軽さには及びませんが、軽量で小さく折りたためるため、使い勝手が良いです。

ウルトラライトダウンベスト(定価3,990円+税)

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平地では10〜15度以上でも、山では、標高・風の強さ・日照によって、体感温度は大きく変化します。目まぐるしく変わる環境の中でも、体幹を一定の温度に保てるベストは重要なアイテムです。お腹の冷えからくる体調不良も防げます。

こちらも、小さくたためる点はポイントが高いです。

ポケッタブルパーカー(定価2,990円+税)

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5月以降、最高気温が15度を超え、日差しが暑くなってきたら、ポケッタブルパーカーの出番です。日陰や風の強い時にさっと羽織ると、体が冷えるのを防げます。超軽量で、とりあえずカバンに入れておいても負担になりません。

寒さが厳しい冬を除いて、春〜秋まで常にザックに忍ばせています。一番長い期間使えるアイテムと言えます。

エアリズムパフォーマンスサポートタイツ(定価1,990円+税)

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中間着でなく肌に触れる商品でも例外的に使えると思うのは、エアリズムパフォーマンスサポートタイツです。下半身は上半身ほどは汗を掻かないため、そこまで高い吸汗速乾性が求められません。

ただし、定価1,990円(税抜)にしては、コスパはあまり良くないかもしれません。詳しくは別記事に詳しくまとめました。
quiet-nature.hatenablog.com

ユニクロから買い換えた服装・アイテム、新旧比較

直接肌に触れるアイテムを中心に、概ね買い換えています。

ご覧の通り、ミズノ製品が多いです。

アイテム ユニクロ 半年後
インナー兼ドライレイヤー エアリズム

【必須】ドライナミックメッシュタンク(ミレー)

ベースレイヤー ドライEX Tシャツ

【必須】自衛隊衣料 長袖Tシャツ

ベースレイヤー上の防寒 ヒートテック

ブレスサーモ(ミズノ)

防風 ポケッタブルパーカー ポケッタブルパーカー
防寒ベスト ウルトラライトダウン

ブレスサーモベスト(ミズノ)

防寒長袖 ウルトラライトダウン ウルトラライトダウン
レインコート -

【必須】ストームセイバー(ミズノ)

タイツ エアリズムレギンス

【必須】バイオギアタイツ(ミズノ)

【おすすめ】安くて高機能のミズノ製品

あれこれ代替製品を探していて見つけた意外な掘り出し物が、ミズノ製品でした。

なんといっても、他のアウトドアブランドと異なり、商品によってはユニクロと同価格帯というコストパフォーマンスの良さです。

また、ミズノはスポーツメーカーのため、汗対策に強いです。特にブレスサーモは、ぜひ一度着用してみてください。

自衛隊のシャツとペアで、旅行にも必ず持っていきます。

こんな人におすすめです。

主な特徴は、

  • 熱くも寒くもない、最適な温度を保てる
  • アンモニア消臭機能が強い
  • 肌がかゆくなりづらい
  • サイズやタイミングにもよるが、私が購入した時はMサイズ1,300円程度と安価

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使用シーンに応じて、7段階のグレードがあります。 

まだ肌寒い最高気温10度前後の頃、ヒートテックブレスサーモの着用感を実験をしてみました。ヒートテックを着た時は、屋外を歩いているときは暖かくても、暖房の効いた駅のホームでは暑くなりすぎて汗を掻き、顔が火照りました。

一方、ブレスサーモも駅のホームで汗は掻くものの、快適な体感温度が維持されていました。

公式サイトによると、じつは25年の歴史があるそうです。

ミズノは野球など中心に売れ筋の大手メーカーなので、ユニクロ同様ボリュームディスカウントが効いています。

アマゾンで気軽に購入・返品・できるのがとても便利です。いま着用している商品がダメになったら、またすぐにAmazonで買い替え予定です。