普段着にもイケる、おすすめ登山ベースレイヤー
一度アウトドアウェアに慣れてしまうと、あまりの機能性と着心地の良さに、普通の服を着用するのが苦痛になってきます。
気づいたら、普段着にもベースレイヤーを着用する習慣が付いてました。ベーシックなシャツとしては、ベースレイヤーが3〜5着あれば、1年通しても事足ります。
ノースフェイスとかパタゴニアとかアークテリクスとか好きなおしゃれさんには難しいかもしれませんが、質実剛健な機能派にはオススメです。
普段着にベースレイヤーを着用すると便利な点
動きやすさ
特に大きなメリットは、なんといっても動きやすさでしょう。アウトドアウェアなので、運動するのを前提に、体のストレッチを考慮して作られています。動きやすさは、普通の服とは比べ物になりません。
肩がきついとか、腕が動かしにくいとか、裾が短いとか、気にしなくて良いのはストレスフリーです。
汗の対策
昔はほとんど汗をかきませんでしたが、登山を始めてから、汗をかきやすくなったように思います。10分も歩けば、じんわり体が汗ばんでいます。
登山用ベースレイヤーなら、大なり小なり吸汗速乾機能を備えているので、急な汗にも対応できます。
思ったより太陽の日差しが暑い日に、うっかり綿のシャツを着ていて、汗だくでびっしょり・・・なんて悲劇を防げます。
もちろん、においが気になる人にも。
保温
綿の服は、着心地が良いメリットがあります。また、レーヨンやポリエステルの服は、洗濯などケアがしやすいので便利です。しかし、基本的に普通の服は、高い保温性はありません。
保温機能を備えたベースレイヤーなら、予想外に寒い日でも大丈夫。ヒートテックに頼らなくても、最低限の温かさを備えています。
普段着にはカジュアルすぎないか?
いずれのモデルも、黒を着用すれば、パッと見ではシンプルなインナーシャツと大きな違いはありません。
どうしても人目が気になるなら、通常よりも1枚薄手のベースレイヤーを選び、常にシャツを羽織ります。そうすれば、普通のインナーシャツと見分けが付きません。
おすすめベースレイヤー
おすすめベースレイヤー1: 自衛隊衣料
このサイトでも何度も紹介している、私の1番のお気に入りベースレイヤーです。気温が10度前半を上回る時に着用しています。
[ジェイジィエスディエフ] Tシャツ 652401 OD 日本 M-(日本サイズM相当)
- 出版社/メーカー: J.G.S.D.F
- 発売日: 2015/12/10
- メディア: ウェア&シューズ
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カーキかグレーは、確かにスポーツウェアっぽいですが、黒はそこまでではありません。至近距離で見ると、肩の縫い目が、ちょっとスポーティーでしょうか?
上に1枚シャツを羽織れば、縫い目はほとんど隠れるので、普通のインナーシャツとして使っています。
真夏でなければ、ある程度の暑さでも耐え得るので、日焼けや虫刺されを防ぎたいときにも汎用的に着用できます。
真夏用に、半袖も1枚常備しておきます。
[ジェイジィエスディエフ] Tシャツ 652501 新迷彩 日本 M-(日本サイズM相当)
- 出版社/メーカー: J.G.S.D.F
- 発売日: 2015/12/10
- メディア: ウェア&シューズ
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おすすめベースレイヤー2: ミズノ ブレスサーモ(エブリ)
主に、気温が10度前半を下回る時に着用しています。それ以上の温度でも、日差しのない時や、風の強い時に着用します。
[ミズノ] アウトドア アンダーウェア C2JA5601 オフホワイト 日本 L-(日本サイズL相当)
- 出版社/メーカー: MIZUNO
- 発売日: 2016/10/26
- メディア: ウェア&シューズ
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価格は1,200〜2,000円ほど。
暖房がかかっている部屋などで顔が火照るヒートテックとは異なり、寒いところから暑い室内に入っても、不思議と最適な温度が保たれる点が重宝しています。
これ1枚着ておけば、寒さで体の芯が冷えるのを防げる安心感があります。
ミズノのブレスサーモは、デイリーからアクティブスポーツまで、用途と厚みによって細かくモデルが分かれています。
私は、エブリとミドルウェイトの2枚を所有しています。極寒の雪山に行かなければ、これで十分です。
おすすめベースレイヤー3: ミズノ ブレスサーモ(ミドルウェイト)
主に、気温が10度以下になる時に着用しています。気温が5度以下になるときは、ブレスサーモエブリの上に、ミドルウェイトを着用します。
[Mizuno] アウトドア アンダーウェア A2JA5509 メンズ ブラック 日本 L (日本サイズL相当)
- 出版社/メーカー: MIZUNO
- 発売日: 2018/10/09
- メディア: ウェア&シューズ
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ミドルウェイトで、価格は3,000〜4,000円ほど。
厚手のモデルになればなるほど、価格も高くなりますが、高級アウトドアブランドに比べては相対的に価格が低いので、まずブレスサーモを買って試してみるのが習慣になっています。
おすすめベースレイヤー4: パタゴニア キャプリーンデイリー
アウトドアブランドの中では、そこそこお高い部類の(と自分は感じている)パタゴニア。特に上級者はキャプリーンを着用していると言う口コミを多く見て、1枚購入してみることにしました。しかし、雪山に行くわけでもなく低山登山中心の自分には、10,000円を超すモデルはオーバースペックなので、中でも最もリーズナブルな、キャプリーンデイリーを購入。
公式店で普通に購入したので、1枚5,184円(税込)でした。公式ネットショップのアウトレットなら、3,000円台で見つけられることもあるようです。
これまで購入したベースレイヤーの中では、1番の高級品でした。
まだ数回しか着用していませんが、ひんやりしていて、夏向きです。銀イオンが練りこんであり、汗を吸うと、かすかにメタリック?イオン?な匂いがします(私は人よりかなり鼻が良いので、気づかない人の方が多いかもしれません)。
「デイリー」の名前の通り、キャプリーンの中でも、日常着用の商品です。もっと上位モデルなら、もっと高性能だと思います。標高2,000m以下の山を無雪期に回るレベルのうちは、値段を考えると、自衛隊衣料で十分かな。
しかし、やはりシルエットが綺麗なのと、パタゴニアのロゴの威力は絶大なので、暑い日の外出に1枚で決めたいときには着用しています。一張羅扱いです。
最後に
着用するベースレイヤーが固まってからと言うもの、キャプリーン以外はAmazonで買えるので、ユニクロに行く機会がなくなりました。すると不思議なもので、以前は半年に1回くらいはユニクロで洋服を購入していたのが、服を買う機会がめっきり減りました。
それと、旅行のとき、とりあえずこれらのベースレイヤーを持っていればなんとかなるので、服についてあれこれ考える時間がぐっと減りました。
雪山にチャレンジするレベルまでは、これらのベースレイヤーでどこまでいけるか挑戦です。