野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

登山道具の洗濯・片付けにかかる時間を、無駄にガントチャートで整理

月に2〜3回は登山に行くと、体調がすこぶる良好です。

一方で、登山の度に、準備と片付けの時間がかかるのが難点です。

準備については、これから登山に行く楽しみでうまく紛れるものの、帰宅後の洗濯と片付けの手間がだんだんと気になってきました。

2人で登山に行っており、トレッキングポールの手洗いのみがパートナーの担当で、あとの作業は全て私が2人分を担当しています。その手間が負担になってきたので、まず可視化に挑戦です。

皆さんは、洗濯・片付けにどの程度時間をかけているのでしょうか?

洗濯・片付けガントチャート

最初に、片付けに取り組んでいる順序と、それぞれの工程にかかる時間を、iPhoneのタイマーで簡単にトラックします。

ガントチャートは、本来はもう少し長いスパンで、プロジェクト管理や生産管理に活用するものですが、今回の目的に合っているので採用しました。

まとめた結果は以下の通りです。infogramを使っています。便利です

トレッキングポール手洗いのみ、パートナーの担当です。

前提条件として、雨の翌日など、登山スパッツやトレッキングシューズにかなり多く泥がついた想定です。晴れた日に乾いた地面を歩く低山ハイクなら、もう少し時間は少なく済みます。

工程の中で、冒頭に【洗濯】が付いた項目は、順番に行う必要があります。それ以外は特に順序は問いません。

トータルで75分かかっています。

「【洗濯】準備」とは、ポケットに何か入っていないか確認したり、洗濯を洗濯ネットに突っ込んだり、トレッキングシューズの紐を外してネットに突っ込んだりする工程です。

特に時間がかかっているのが、「【洗濯】洗濯機で洗浄」、「トレッキングシューズ手洗い」、「【洗濯】洗濯干し」でした。このうち、「【洗濯】洗濯機で洗浄」は終わるのを待っているだけで良いので、時間はかかるものの、他の作業や休憩時間に充てられる待ち時間の扱いで、作業負担はありません。

ここから、対策の検討です。

対策1: 工程自体をスキップする

前述の通り、今回の記録は、トランスポーツやトレッキングシューズの汚れがひどかった場合です。汚れがそれほどひどくなければ、ここまで丁寧に洗わず、そもそも洗うこと自体をスキップすることも選択肢に入ります。

最も時間のかかる「トレッキングシューズ手洗い」を、登山2回につき1回に減らすなどすれば、改善効果大です。

対策2: 所要時間を短くする

トレッキングシューズの手洗いに関しては、さらに工程をブレイクダウンして、無駄がないか調べられそうです。

現在は、下記の方法で洗っています。

quiet-nature.hatenablog.com

 

対策3: レンタルする

もし費用が見合うのであれば、レンタルも選択肢のうちの1つです。最近は登山用具のレンタルもあります。

「そらのした」店舗のご案内|富士登山・登山用品・キャンプ用品レンタルなら「そらのした」

単純にコスト換算すると、もちろん購入の方が安価ですが、お手入れの手間も考えて計算する必要があります。それでも、私たちのように月に2〜3回など高頻度の登山では、購入の方が、圧倒的にコストパフォーマンスは良好です。

対策4: 外注する

全75分の工程を、他人にアウトソースするのも選択肢ですが、トータル時間が短いのと、エアコン掃除などに比べてサービス供給事業者が少ないジャンルであるのが課題です。

部分的な家事の外注は、都心マンションにはよく折り込み広告が入ってきて、流行のビジネスです。一見の仕事は小さくても、大規模マンションで1日に数件受注できれば、十分ビジネスになるようです。

普段からハウスキーパーさんやベビーシッターさんを雇っていれば、日頃の関係性次第では、追加Feeでお願いできることもあるかもしれません。

対策5: 作業分担する

初めからこの結論ありきでデータをまとめてきた感はありますが、、作業分担するのが最も現実的です。

対策6: そもそも登山に行かない

パートナーに作業分担を提案したところ、「そもそもの登山の頻度を減らせばいい」というカウンターが。それは私が反対なので、当面は上記の手順を自分でこなすことになりそうです。

とりあえずは、洗濯干しを2人で分担するところから始めて、第一歩です。洗濯物をネットから取り出して広げる担当と、広げた洗濯物を干す担当を分ければ、半分くらいの時間で済みそうです。

 

データ取得〜グラフ作成まで、10分くらいでサクッと作れるので、家事に限らず、妙に時間が少ないとか、時間の使い方に無駄を感じているときは、おすすめです。