Bloggerからはてなブログに移行して感じたメリット
何度か言及していますが、このブログは、元はBloggerで運用していました。2ヶ月程度運用したところで、はてなブログに移転しました。
はてなブログには、初心者でもアクセスを集めやすい様々な工夫があります。
ブログ初心者でもアクセスを集めやすい
グループ機能
3月の運営報告でも書きましたが、はてなブログのグループ機能を活用するようになって、急激にアクセスが増えました。
読者機能
Blogger側にはないメリットが、読者機能です。読者になってくれた人のサイトは必ず確認しています。継続的にサイトをチェックしてくれることの意思表示なので、次にどのような記事を書くかは、読者を想定して考えることが多いです。
リピーターとして度々ブログに訪れてくれて、滞在時間も長く、スターやはてなブックマークを押してくれる読者は、本当に貴重な存在です。
また、読者になってくれた人のサイトを見れば、その人のパーソナリティーがとてもよくわかります。いろいろな人がいて、様々なジャンルのサイトがあって、多くの示唆をもらっています。
このサイトのほかに、WordPressで運用しているサイトがあるのですが、はてなブログのように読者の好みや顔が見えづらい傾向があります。
Bloggerにはこういった機能が備わっていないので、自力でランキングサイトやSNSを活用するしかありません。辛抱強く書き続けていればSEOが効いてアクセスが増えてきますが、ランキングサイトやSNSと相性の悪いジャンルだと、孤島です。
ブログ初心者でも記事執筆に集中できる
豊富なテーマ
はてなブログには、デザイン性の高い無料のテーマが豊富です。WordPressにも優れたテーマはありますが、その多くは有料です。
さらに、小さな工夫ではありますが、各テーマページの「利用中のブログ」から、それぞれのテーマをインストール済みのブログを確認できるのはとても便利です。
製作者が用意したデモサイトは、綺麗で当たり前。知りたいのは、自分と同じような一般の人が利用したときに、どのような見た目になるかです。
このあたりからも、日本企業らしい、はてなブログの丁寧な工夫が感じられます。
リンクの型式を3タイプから選べる
ボタンからリンクを貼ると、「埋め込み」「タイトル」「URL」3種類いずれかの形式から選べます。タイトルを自動で取得してくれるのは、非常に便利です。「埋め込み」だとブログカード形式に変換されるのも嬉しいところ。
近年のデザインでは、リンクのブログカード形式化は、もはや標準装備です(意図的にテキストリンクのままにすることもありますが)
個別のサイトやページにおいて、実際のクリック率はしっかり比較しないとなりませんが、ボタンだけでさっとブログ形式にしてくれると、洗練されて見えます。
記事執筆に集中できる他サービスとの連携
記事編集画面右側の「編集サイドバー」を利用すると、Amazonアソシエイト、Googleフォト、過去記事挿入などが、とても簡単にできます。
BloggerにあるのはGoogleフォト挿入機能くらいです。
特に、Amazonアソシエイトをカード形式で挿入してくれるのは、とてもありがたいです。
上級者になれば、Rinkerのようなおしゃれなデザインが必要になるかもしれませんが、初心者のうちはこれで充分です。
初心者から中級者まで活用できる
ヒートマップツールが無料で使える
ある程度PVが増えると、比例してAmazonアソシエイトの報酬も増えていきます。しかし、ずっと同じ商品が売れ続けるとは限らず、伸び悩みが訪れます。そんな時、ページを改善するのに役立つのが、ヒートマップツールです。
Google Analiticsでは、ページのどこまで見られたか、どこがクリックされているかまではわかりません。
はてなブログでは、無料プランでも、Ptengineが使えます。
Ptengineの標準の無料プランでは、ヒートマップで調査できるのは任意の1ページだけです。
しかし、はてなブログに利用するときに限り、標準の無料プランでは月間2万5千 PV/月が限界のところ、10倍の25万 PV/月まで分析可能です。ヒートマップページ数は無制限です。
細かいカスタマイズや分析をしたい人は、最終的にはWordPressに行き着きます。しかし、有料ツールと同等の解析機能を使えるPtengineが使用可能なので、個人レベルのアクセス解析では、中級者向けの進んだところまでカバーされていると言って良いでしょう。
デメリット
主目的が商用利用はNG
どのブログサービスにも言えることですが、運営会社の規約を守らなければ、利用NGです。はてなブログも例外ではありません。
はてなブログの場合は、主目的が商用利用は禁止です。個人レベルのアフィリエイトなら問題ありません。
商用サイトへの誘導や収益を得ることを主目的とした、はてなブログの利用を認めません。 ただし、お勧めしたい商品(またはそのリンク)を自身の言葉でレビューし、読者に勧める目的で掲載される広告についてはその限りではありません。 広告の掲載方法や内容に関しては、別途定める「広告における禁止事項」で制限されます。禁止事項に反さない限り、アフィリエイトプログラムの制限はありません。すべてのアフィリエイトを利用できます。
はてなブログのガイドライン - はてなブログ ヘルプ
この理由から、収益最優先で稼ぎたいサイトは、規約の制約を受けないWordPressなどを使います。
アドセンスの審査にハマることがある
私が実際に体験した内容と、解決策です。「不承認の理由」の章にまとめています。