野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

はてなブログでアドセンスに通らない・合格しない場合の対応

別記事でもまとめた通り、初心者でも記事執筆に集中できる環境が整った、はてなブログでのブログ運営に賛成です。 

quiet-nature.hatenablog.com

 しかし、はてなブログの数少ないデメリットの1つが「アドセンスの審査にハマることがある」点です。具体的には、正しい設定をしても、アドセンス側で正確に認識されず、弾かれます。

それについて、自分の経験をふまえ、対応アイデアをまとめてみました。

大前提: 不承認理由の確認

アドセンスで不合格になったとき、アドセンスアカウントで不合格理由を確認するのが何よりも先です。

コンテンツ系の指摘があれば、ヘルプも参照しながら、指示通りそれを修正します。審査に通らなかったときの対応としてまとめています。

 

問題は、明らかにおかしい不承認理由です。

はてなブログで特に多いのが、サイトが正しく認識されていない系の不承認理由ではないでしょうか。

  • サイト上にコードが見つからない
  • サイトの停止または利用不可

継続的に発生しているようです。

アドセンスゴールドプロダクトエキスパートの回答:

はてなブログで昨年より起きている問題で、 AdSense の審査用コードをうまく読み込みに行けないことが原因です。

これははてなブログ側に問題があると考えられているため、何度か申請を行ってください。(2019/3/24)

以前アドセンスに申し込んだ時、「サイトにリーチ出来ない」と表示されました。 - AdSense Help

 

アドセンスゴールドプロダクトエキスパートの回答:

はてなブログに審査用コードを正しく設置しても、なかなか認識してくれないという問題があります。(2019/5/24)

はてなブログなのですが、アドセンス申請できません。サイトにリーチできませんと表示されてしまいます。 お名前.comでリダイレクトの設定をしても改善されませんでした。 - AdSense Help

 はてなブログ以外のプラットフォームでも、似たような事象が起こっていれば、参考にしていただけるかもしれません。

はてなブログアドセンスに通らない場合

独自ドメインの場合

ドメインサーバー側でwwwへの転送設定をしないと、サイトが正しく認識されない事象があります。

アドセンスゴールドプロダクトエキスパートの回答:

審査されるサイトがwww付きの独自ドメインならば、(example.com )から(www.example.com )に転送の設定をしてください。そうすれば、サイトが表示されない問題は解決します。

 「はてなブログ 独自ドメイン www無し 転送」などで検索すると、転送のやり方の例が色々と表示されますので、検討してみてください。(2019/4/29)

「お客様のサイトにリーチできません」と出ます。 - AdSense Help

はてなドメイン(サブドメイン)の場合

2つめ以降のサイトとしてなら、はてなブログ無料版でもアドセンスに合格できる話は、別記事でまとめた通りです。

quiet-nature.hatenablog.com

アドセンスコードを設置しても、コードが見つからない・サイトが動いていないという理由で不承認になります。

かく言う私も、このブログは同じ理由で数ヶ月弾かれていました。もう一つ別のはてなブログ無料版で申請中ですが、やはり同じエラーが出ています。

解決法

時間をおいて申請してみる

どのプラットフォームでも良いのではなく、あくまで「はてなブログでのアドセンス合格」にこだわる場合、時間をおいて申請してみるしかありません。このブログは、その方法で、3ヶ月放置した後に気まぐれに申請したら通過できました。

アドセンスヘルプコミュニティで時々状況確認します。

2019年8月9日、審査合格!

当ブログとは別のはてなブログ無料版で、アドセンス審査通過できました。

2019/7/17, 18, 26, 28に申請して不合格でした。不承認理由は全て上のスクリーンショットの通り「サイト上にコードが見つからない」「サイトの停止または利用不可」の2点。少し時間を置いて、2019/8/9に申請したところ、12時間以内に合格通知メールが届きました。
サイトにコードを追加したのが最初の申請日の2019/7/17なので、コードが正しく認識されるまでに約10〜25日程度必要だったことになります

他のアフィリエイトサービスに申し込む

アドセンスは、アクセスを集めれば収益に直結する点で、初心者にも取り組みやすく、なおかつ収益性が高いため、人気があります。

しかし、アフィリエイトサービスはまだまだ他にもたくさんあります。このブログでは、アドセンスと同じくらい、Amazonアソシエイトの収益があります。

物品やデジタルコンテンツを紹介できそうなジャンルのサイトなら、Amazonアソシエイトで伸ばすのも1つの手です。

また、難易度は上がりますが、大きく稼いでいるサイトは、AmazonアソシエイトよりA8.netなどのASP経由の売り上げが多くを占めます。

始めからアドセンスには目もくれず、より高い収益をストイックに求めることもできます。アドセンスはPVを伸ばさないと売上も伸びないことや、一社に依存するリスクが大きいので、じつは上級者ほどそこまで頼っていません。

Bloggerで審査を通す

はてなブログでの運営にこだわらないのであれば、私のおすすめするプラットフォームはBloggerです。

はてなブログで正しく設定が認識されない問題は、バックエンドでユーザーの知り得ない不具合が起こっているからです。

BloggerGoogleの運営するブログサービスです。バックエンドで不具合が起こった場合、原因を特定できるはずで、別会社が運営するプラットフォームよりは、不可解な理由で不承認になる確率は下がります。

このブログも、はてなブログ移転前にBloggerで運営していた時は、すんなりアドセンスに承認されました。その後も、Bloggerアドセンス審査に合格していますが、はてなブログで遭遇するような不可解な不承認理由はありません。

もっとも、ブログを軌道に乗せるには、Bloggerよりはてなブログの方が良いとは思いますが。

裏技: Bloggerで審査通過した独自ドメインを利用する

個人的に、最もアドセンスに通過しやすい(不可解な不承認理由に遭遇する可能性が低い)と感じているBloggerには、独自ドメインも設定できます。しかも無料です。

アドセンスも、独自ドメインで申請できます。実際に合格した経験もあります。

私は、Bloggerで審査通過した独自ドメインサブドメインを、WordPressで利用しています。ウェブサイトのジャンル・内容は、BloggerWordPressでは全く違います。サブドメインなので、別に特異なことではありませんね。もちろん、問題なくアドセンスの売上が発生しています。

アドセンスのポリシーには、ユーザーの意図しない転送や、簡単に閲覧できないコンテンツはNGとあります。また、禁止コンテンツも明確化されています。しかし、サイトのジャンルや内容を変更・リニューアルしてはいけないという記載は見当たりません。現時点では。ですので、ルートドメインをそのまま使うことも、問題ないはずです。

裏技とは書きましたが、けっこう前から知られ、実践されている方法です。

最後に

本来なら遭遇しなくて済むはずの面倒事にさらされ、しかもそれがいつ解決するのかわからないのは憂鬱ですが、アドセンスに合格したい以上は、待つなり、工夫するしかありません。

くれぐれも、アドセンス規約違反や、一般的な著作権違反などの悪事は行いませんよう。

【霧ヶ峰】湿原やニッコウキスゲも楽しめる日本百名山

7月20日・21日の土日は、お台場の花火大会や衆議院議員選挙などありましたが、期日前投票を済ませ、東京を脱出。

1泊2日のキャンプの後、霧ヶ峰に行きました。

quiet-nature.hatenablog.com

 そろそろ暑くなってきて、関東近辺の山を登るのが難しくなる頃です。逆に、北海道や長野などの山はハイシーズンなので、まずは手前の山梨に行ってみて、練習する目的でした。

霧ヶ峰を選んだのは、キャンプもまだまだ初心者なので、万が一、テント泊でよく眠れなかったとしても無理なく登れる山だと思ったからです。それでいて、日本百名山

ワンダーフォーゲル2018年4月号で、1時間以内で頂上に立てるお得な8座にピックアップされています。

霧ヶ峰の登山コース

霧ヶ峰は広大で、コース内に駐車場が複数あります。今回は、車山肩から登ることにしました。標高は最初と最後が高く、途中が低い、山としては少し珍しいコースです。

山頂の車山に向かうだけなら1時間ですが、湿原まで含めて合計3〜4時間程度のコースを選択しました。

公式コースはこちら。

www.kurumayama.co.jp

霧ヶ峰の駐車場

駐車場のキャパシティーが200台など広いので、停められないことは無いだろうとたかをくくっていましたが、10時到着時点で、既に無料エリアは満車。1日1,000円の有料エリアは余裕があったので、迷わず駐車しました。16時までだそうです。

無料エリアは、「2〜3時間以上の駐車お断り」の看板があったので、それより長い山行となる登山客は、有料エリアに止めるのがマナーと思います。

名山Navi / 駐車場情報 / 車山肩駐車場

霧ヶ峰(車山)の山頂までの道のり 

団体客が多いが、それ以上に広い

コース中は、小学生・中学生・シニアなど、10名以上の団体と10組以上すれ違いました。高尾山でもそこまでの団体は見ないので、驚きました。

コース全体を通して見晴らしが良く、すれ違えるように二重になっている箇所もあるので、そこまでストレスはありません。

 

駐車場からまもなく、レストランの横にバイオトイレがあります。チップ制で、きれいです。

沢渡を通って、八島湿原へ

最初の分岐以降は、岩が多く、ぬかるみもあり、トレッキングシューズとトレッキングポールがないと心もとないような、やや本格的なコースです。そのため、駐車場付近ではたくさん見た団体客も、このコースにはいませんでした。

ニッコウキスゲがたくさん

湿原への到着前から、ニッコウキスゲがあちこちに咲いていました。

 

砂利道に出ると、湿原までは起伏の少ない平坦なコースです。

 

湿原は木道が張り巡らされていて、ゆったり歩けます。右側と左側、どちらを歩けばいいのか明確な指示がなく(見逃した?)、前から来る人に合わせて移動していました。

 

湿原の最初と最後あたりでは、遠くでカッコウが鳴いていました。

 

https://lh3.googleusercontent.com/uLginJ9gqPMU0Si8F9E1k2M6RrjC2QM-8Id2QN8hhFfjlB4c0K9hRQBN9TpmgubQS9VLUK3KvLJ1vR0CAd--kG2uqNjSPp9a2T3TdZwo6iTc0d5xADabrRk84CoGPtB6L4rmmvkmIxuJG2Ty1w7kh4V_aN4ZQzx0rKKgnlxCdz5m2Bi19ebzlzgCIuJ1dFRMKlV8VhjQlkZKQ0qaULEaOg61vz_IqP3HSNW6_uU5RVUJUlooASA_6wEIjVczE2lzolB_4zF0GMEdOdAXZO42jz-XWkHefJWysbxnESeaag_ykFdPrhuKemdVH8_4cxvG1_tcsJ-bF8-6horgMIKF-LZbaf2I_gW6CA3Sf3XEoelpvs5KF_y0yHperWacP9yt1y86P9XVdPUauOK7tYq2zyus3ge5D7ZTU-FaFSxbL37o1AIBBlz7UDLw_4JgxhXPb08jfdYqtOP5BaG358hJ4D9MC9tEpxO-3Fn233sRkfxkJzHzVtOY6ftH6fQAIDnbTKPDGlF9Odgsy1X0C_Z50UCunGX60BcecvqMY3PTtYlg_m46MciG3OM_-3kSpZ9NmyChlwIQkzbCle7eVsnmDZI6SdPIoP78VKDE7U_ThhfNLi8zPUu1yqV8qrwLPmwfFdkfSGn8k5aL8SnUAk9z2Ok585N-KGkRLE-CgoYzBoZWvmuHUq1ZWoyffoUkEBO5NmkHoAS-JX6FnviSIEO2ZN_geg=w1079-h810-no

湿原にも、ニッコウキスゲ

湿原の先の休憩所

植生保護のため、ロープの中に入ってはいけません。決められた椅子や休憩所で食事や休憩をとります。出現が終わったあたりに、広めの休憩所がありました。

休憩所以降は、上り坂になります。ここまでは蒸し暑かったですが、涼しい風が吹いてきました。ようやく、エアコンの霧ヶ峰を連想させるような快適さ。

湿原の先の休憩所

物見岩は、団体客で賑わっていました。

 

最初にも書きましたが、コース全体を通して見晴らしが良いため、特に何かがあるわけでもないスポットでも、周りを見渡すと広大で、清々しい気分です。

白樺湖とリフト

白樺湖とリフトが見えてくると、いよいよ車山の山頂まであと少し。

 

この最後の砂利の坂と階段が、最大の踏ん張りどころです。コースのほぼ最後に1番の上り坂が来るというのは、なかなかきついものです。

霧ヶ峰(車山)の山頂からの眺め

車山の山頂には、神社と気象レーダー観測所があります。神社の脇からの街の眺めは爽快でした。

ただ、ぜいたくなもので、登るために苦労した山の頂上の景色の方が強く記憶に残るのは、人間の性でしょうか?団体客のツアーコースにも選ばれる安全な霧ヶ峰に対して、前回登った阿蘇山は、活火山という点でわずかながらも緊張感があったので、、

もちろん、霧ヶ峰からの眺めも、素晴らしく綺麗でした。

次のステップとして「これくらいのスケールの眺めで、人工物が一切目に入らない場所にも行ってみたいな〜」という気持ちもよぎりました。海外か、北海道でしょうか。

モンベル諏訪店まで、車で約30分

下山後は、モンベル諏訪店へ。これからの暑い季節に備えて、トップスを購入しました。これで中部エリアのスタンプをゲット。

近場の温泉にも寄ろうかと思いましたが、なんと中央道が小仏トンネルで玉突き事故。自動車旅は渋滞の兼ね合いが大変ですね。

渋滞開始直前の大月駅まで移動し、岩殿山に登った時に立ち寄った寄り道の湯まで行きました。18時前後でしたが、以前訪問した時よりも空いていました。選挙は関係あるかな?

最後に

人生2回目のテント泊・翌日の登山・中央道を使った山梨までの自動車旅など、少しずつですが修行を積んでいます。

車の中から見えた南アルプスの美しい山々を眺めつつ、いつかそれらの山に登る日を想像してました。

教えたくない関東の静かなキャンプ場: 芦安キャンプサイトNo.2

先週末、人生2回目のテント泊キャンプに行ってきました。

初めてのキャンプは、何が標準なのかを理解するために、全てレンタルできる超大規模サイトに行きました。わかっていたことですが、隣とのスペースが狭く、夜は子供の泣き声にさいなまれ、目的通りいわゆる一般的なキャンプを体感できました、、

「静かなキャンプ場」「教えたくないキャンプ場」「ソロキャンプ」「デュオキャンプ」などのキーワードで調べるのですが、多くのケースは、写真を見た時点で隣のテントとの距離の近さにガッカリします。

次は、人に苛まれない静かなキャンプを楽しみたいと思っており、少し費用がかさんでも1日1組のサイトを貸切するしかないかと思っていたところ、とても素敵なキャンプ場があることを知りました。

山梨県南アルプス市北岳の麓にある「芦安キャンプサイトNo.2」が、2019年6月15日(土)に待望のリニューアルオープンを迎えました。人手不足により2016年に閉鎖していましたが、地域住民からの声を受け、豊富なレンタル品や充実したサービスを整えた新体制で運営をスタートします。北岳登山者の前乗り泊に対応し、地元の宿不足を解消します。

地域住民に惜しまれながら閉鎖した「芦安キャンプサイトNo.2」、新体制でリニューアルオープン! (2019年6月27日) - エキサイトニュース

芦安キャンプサイトNo.2へのアクセス

上のGoogleマップで「芦安キャンプサイトNo.2」が表示されていない場合、拡大用の+アイコンを押してみてください。

南アルプス温泉ロッジ手前、市営芦安駐車場横の坂を降ります。市営芦安駐車場の前には交通整理のおじさんがいて、どこに行くのか聞かれました。南アルプスマイカー規制のある方向に、むやみに人が行かないようにするためでしょう。キャンプ場に行くと伝えると、案内してくれます。

坂を下ると、細い橋があります。2m幅の車なら通行OK。大型車等通れない場合は、橋の手前の駐車場に駐車します。車はサイトに横付けではなく、管理棟横の駐車場に止めます。

芦安キャンプサイトのプラン

プラン内容 料金
ソロキャンププラン 1,200円~ / 人
フリーサイトプラン 4,000円~ / 組
フルセットプラン 14,800円~ / 組
日帰りBBQプラン 800円~ / 人
貸切プラン 料金要相談

私たちは、フルセットプランを利用し、必要なものだけ持っていくスタイルで荷物を最小化しました。管理棟でアイテムをレンタルしたら、カートを使ってサイトまで運びます。

炭と食材は含まれていないので、持参です。

今後は変更もあるかもしれませんが、今回貸していただいたアイテムには、以下が含まれていました。自分たちでも買おうかと思っていたような、Amazonでも評価が高い商品です。 今後の購入対象リストに入れておきます。

コールマン テント タフドーム/3025 グリーン [4~5人用] 2000027278

コールマン テント タフドーム/3025 グリーン [4~5人用] 2000027278

 

芦安キャンプサイトの魅力

360度、自然に囲まれている

目の前は山のみ、横には川が流れています。さらに下には、常設サイトがありました。さらに下には、御勅使川も流れています。

 

最初に行ったので、スペースはどこでも選び放題。

 

自分でテントを張ったこともない初心者なので、どこにテントを張るのか右往左往した末に、前に誰かがテントを貼ったであろう、芝の少ない箇所に位置決めしました。結果的に、川の流れる音で、他のお客さんの存在をほとんど感じずに過ごせました。

初心者にも使いやすいレンタル品

我々が貸してもらったテントは、コールマンの4〜5人様。初めてのテント設営でしたが、説明書付きで、2人で迷うことなく設置できました。

中は広々。身長170cm程度でも、かがむことなく、テント内で立てるのは最高ですね。

前回利用した2〜3人用のテントでは、棺桶に入れられているような息苦しさを感じましたが(これは登山のテント泊までには改善しなければならない)、これくらいの広さなら大丈夫だと気づきました。

当日は小雨だったので、タープも貸してもらいました。スノーピークのタープ。テントに重なるように設置します。タープって、すごいバランスで立ってるんですね。これも説明書が付いていて、迷うことなく設置。

 

前回のキャンプでは、地面の硬さ・寒さ・騒がしさの三重苦で本当に苦痛だった夜。

今回レンタルしたマットは キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプマット 2人用 レジャーシート EVA フォーム マット ダブル 収納袋付 140×217cm UB-3001 でした。寝てみた感じも、寝心地良好。前回はただの銀マットだったので、テントやタープも含め、良いものを貸していただいています。

おかげで、寒さに関しては全く苦しみませんでした。Amazonのレビューでは、多くの人がこれの上に寝袋だけで使っているみたいでしたが、普段ベッドに寝ている軟弱な体の我々は、朝少し体が痛かったです、、次は、さらにこの上に何かマット1枚重ねたいと思います。

 

我々は紙皿持参のBBQだったので使わなかったのですが、ホーローのお皿や調理器具なども、綺麗でおしゃれでした。

 

あと、翌日霧ヶ峰へ登山に向かったので、テント・タープなど撤収せずにチェックアウトさせていただけるのは助かりました。

温泉は車で数分

13時過ぎにチェックインしましたが、テントとタープを立てて荷物を移動し、周りを探検していたら、既に16時になっていたので、食事の前に温泉に移動しました。

温泉は、来た道を車で数分戻った、すぐの場所にあります。露天の岩風呂で、ゆっくりできました。

金山沢温泉 - 山梨県 南アルプス市 -自然と文化が調和した幸せ創造都市-

とにかく静か

立地としては、キャンプ場に用がある人しか入ってこないので、車やオートバイの音はほとんどしません。

あとは、同じ日に宿泊するお客さんに左右されるとは思いますが、その日は私たちを含め3組のみでした。しかも、デュオキャンプが2組、ファミリーが1組。前回の超大型サイトとは大違いです。

 

炊事場、自分のサイト、野外ステージなど、それぞれ思い思いの場所でキャンプを楽しみ、十分なパーソナルスペースが確保されている状態でした。

バーベキュー後、ふと周りを見ると、20時には他のテントは明かりが消えていました。とても健全です。

朝は、あたりが明るくなった後、鳥の声で目が覚めます。

清潔感あるお手洗い

管理棟・炊事場の裏がお手洗いです。

お手洗いの中は照明が明るく、水洗で、掃除が行き届いています。ドアで完全にシャットアウトされているため、虫もいませんでした。古いキャンプ場や山にある、入るのがためらわれるようなトイレではありません。

最後に

本当に静かで素晴らしいサイトでした。おかげで、2回目にしてようやく、キャンプの良さを体感できつつあります。

難点があるとすれば、トイレ・水場・管理棟・駐車場のあるところまで、階段を上るのが大変なことでしょうか?カートは貸してもらえましたし、あとは往復を最小化できるような工夫をすれば良いだけです。

あと、近くにコンビニなどのお店はありません。炭などは管理棟で売っていますが、必要なものは準備していく必要があります。そのおかげで、車の出入りの音はほとんどせず、静かです。

人に苛まれない静かなキャンプに勝るものはありません。

記事タイトル通り、本当は教えたくありませんが、キャンプ場としてはやはり程々のお客さんが来てくれた方が良いと思いますので、僭越ながらご紹介させていただきました。

南アルプスは、これからもまだ何度か来るので、ぜひまた訪れたいです。

campsiteno2.com

【御岳山・大岳山】梅雨のロックガーデンも、登山靴なら安心

もうそろそろ小中学校の夏休みも始まろうという時期ですが、なかなか梅雨が明けません。しかし、人が少ないので、行く山を選べば登山はそれなりに楽しめます。

今回は、御岳山・大岳山に行ってきました。

御岳山・大岳山の登山コース

はじめはロックガーデンまでの予定でしたが、実際歩いてみると、よく整備されていて歩きやすく、体力が余ったため、大岳山まで登ることにしました。

大岳山までの道のりは登りごたえがあり、本格的な登山です。

梅雨の御岳山は穴場

レンゲショウマが咲く前に

御岳山・大岳山ともに、関東百名山の山です。行楽シーズンに行くと、ものすごく混んでいるイメージがあり、訪れる機会を見計らっていました。

ちょうどレンゲショウマ祭が開始したものの、公式Twitterによると、開花前とのこと。今が空いているだろうと思い、行ってみました。

結果は予想通り。新宿からの電車もケーブルカーも混雑することなく楽に座れて、快適でした。

 

土日はいつも増便する御嶽駅からのバスも、増便なしで全員座れました。ケーブルカーも行列とは無縁でのんびり。

ただし、装備はしっかり

あまり風雨が強いと心配ですが、台風でもない降水量1〜2mm程度の雨なら、大きな危険はありません。ただし、しっかり登山用の装備をしていきます。

靴は、愛用のキャラバンです。 

その他の雨の登山装備リストは、別記事にまとめています。

quiet-nature.hatenablog.com

 

 

雨宿りできる東屋がある

大岳山が梅雨に向いている点は、東屋があるところです。普段はあまり意識しませんが、着替えや休憩の食事など、東屋があるとないとでは、快適さがだいぶ異なります。

ただし、東屋があるのはロックガーデンまで。大岳山に向かう途中にはありません。神社で少し雨宿りができる程度です。

天候に応じて柔軟にコースを選べる

御岳ビジターセンターでもらった案内図。雨でちょっとふやけてますね・・!

御岳神社からロックガーデンまでなら、大きな危険もなくハイキング気分で、手軽に本格的な自然を楽しめます。

一方、余力があればそこから大岳山まで足を伸ばせば、いわばもあって上りごたえ充分な、本格的な登山を堪能できます。前もって心構えだけしておけば、当日の天候や雨の強さによってコースを切り替えられる柔軟性があります。

宿坊や土産処・食事処などもたくさんあるので、万が一、御岳山に向かう途中で雨が強まった場合でも、観光に切り替えて楽しめます。

程よく他の登山客ともすれ違う

梅雨でも、人が全くいないと言うわけではなく、程良い頻度で他の登山客とすれ違います。私たちが訪問したときは、特に欧米の外国人観光客の方が多かったです。旅程がずらせないからでしょうか?皆さん軽装でサクサク上っていく上級者が多く、パタゴニアのモデルさんみたいでした。

運が良ければムササビを見られるかも

ロープウェーの天井にもイラストが貼り付けてあるムササビ。

ビジターセンターのお姉さんがとても親切で、ムササビの巣箱の位置や、カモシカに遭遇した場所などを詳しく教えてくれて、大変助かりました。

ラッキーなことに行きも帰りも、原島荘さん前の巣箱から顔出しているの見られました。帰りは、人が多かったためか途中で隠れてしまったので、静かに見守るのが良いです。

 

iPhoneのカメラでは、残念ながら遠すぎ&暗くて綺麗に写りませんが・・

まさに御岳ビジターセンターのTwitterで紹介されていた通り、やや斜め下を向いたアンニュイな表情でした。

ムササビを探すイベントなど、イベントも開催されているようです。御岳ビジターセンターでは、Twitterでも積極的に最新情報を発信されているのが素晴らしいですね。定期的にチェックすると便利です。

ロックガーデンは登山靴で

当日は毎時1〜2mm程度の降水量だったので、川を渡れなくなるほどの増水はしていませんでした。

雨に濡れた岩は滑りやすいですが、いつも愛用しているキャラバンの登山靴なら安心です。

 

ロックガーデンの終点、綾広の滝。水量が多く、きれいでした。

大岳山山頂までの道のり

途中の岩場には注意

このコースの中で、雨で唯一心配があるとすれば、大岳山へ向かう途中の岩場です。しかし、コースはとてもよく管理されていて、通常の山なら特に整備されていないようなレベルの岩場でも、注意喚起があり、頑丈な鎖が設置されています。

 

晴れていれば絶景であろう、大岳山からの眺望がないのは、少しだけ残念です。

最後に

梅雨の時期も登山をしたのは今年が初めてですが、転倒や滑落に気をつければ、いつもより人が少ない山で、静かな登山を楽しめます。

雨でも楽しめる山選びも重要なので、また来年の梅雨のために、今からチェックしておこうと思います。

2019年6月の運用報告+収益

恒例の運営報告です。いつもまとめるのが月の後半になってしまうのですが、今月は、月の半分を過ぎる前にまとめてみました。

運用結果+収益

  • 累計記事数: 79
  • ブログ作成日(引っ越し日): 2019/01/10
  • GA月間ページビュー: 約9,200
  • 収益: 約2,100円

今月はセルフバックを特に行わなかったのですが、AdSenseAmazonアソシエイトが伸びてきたおかげで、一定の収入がありました。ありがたいことです。

はてなブログProプランの1ヶ月コースも支払えるレベルです。アウトドア用品購入に使えるお小遣いとして、金額以上の嬉しさがありますね。

アクセスアップ

月間の人気記事

6月のトピックスは何といっても、父の日の記事がヒットしたことです。記事を書いて数日後には、検索流入が伸び始めました。

quiet-nature.hatenablog.com

アクセスアップに向いている話題

SEOの基本事項の1つが、時期需要のある記事を書くことです。私は基本的に季節イベント・キャンペーン・セールといったものが大嫌いなあまのじゃくなので、極力そういったトレンドとは距離を置いています。この記事は、たまたま気まぐれにタイトル冒頭に「父の日」を追加したところ、今回の効果が得られました。

しかし、こういった比較的期間の短いトレンドでアクセスを稼いでしまうと、次月にも右肩上がりでアクセスを伸ばすが大変なので、ちょっとプレッシャーです。Search Consoleのデータは、なんとか右肩上がりですが、けっこう乱高下しています。

収益アップ

ちなみに父の日の記事、文中のURLは全て、アフィリエイトリンクではなく、モンベルのサイトのURLを記載しています。URLを全てAmazonアソシエイトにしていれば、収益上はもっと儲かったでしょう。

しかし、モンベルAmazon楽天といったプラットフォームにほとんど商品を出していないことは、ファンならよく知っています。クリックした先に在庫切れ商品が表示されていたらユーザー体験を損なうと思い、あえてモンベルドメインへのリンクを設置しました。たびたびブログでも言及する「収益最優先かどうか」とは、こういう点です。ちょっともったいなかったかな、とも思いますが。

それと、このブログはタイトルの通り、できるだけ人混みを避け、野山で静かに過ごすことをコンセプトとしています。しかし、アクセスアップを望むなら、真逆のアプローチを取るべきです。例えば、花の見頃や、季節イベントに絡めた記事をアップするなど。そちらはそちらで競合が多いでしょうが、今回の父の日の記事で、どれだけ季節イベントに需要があるのかを改めて痛感しました。

収益アップに向いているブランド

記事で扱うアウトドアブランドとしても、モンベルアフィリエイトプログラムがなく、ショッピングプラットフォームでの商品取扱いも少ないため、収益観点ではベストな選択ではありません。アフィリエイト収益観点では、Amazonでの取り扱いも多く、ファッションによくお金を使うであろう層に人気の高いノースフェイスなどを取り扱った方が有効でしょう。

しかし、アフィリエイトプログラムがないおかげで商品の価格が低く抑えられており、価格の割に質の良いモンベルが気に入っているため、当面は同様のアプローチでいきたいと思います。もしAmazonに本家モンベルサイトと同等の良い在庫が見つかった場合のみ、アフィリエイトリンクを設置させてもらいます。

最後に

登山は10年スパンでずっと続けたい趣味ですし、同ジャンルの方のブログから得られる示唆も多いので、気に入っています。しかし、いかんせん個人で投稿できる記事数では、そこまで大きなレバレッジ効果が見込めないことも感じつつあります。

より検索ボリュームを見込めるジャンルで、同じアプローチで展開したときに、どれだけのアクセスを稼げるか知りたい誘惑に駆られているところです。

と言いつつ、YAMA HACKの2019年7〜9月の媒体資料では、月間PV1,900万なので、個人ブログでも、もうちょっと頑張ってアクセスを稼げるかもしれませんね。

【阿蘇山】雄大なカルデラと規制情報

https://lh3.googleusercontent.com/Je4K8eTVG4aqguFNHpCyliisfbhhoNwZaumZ4jQbeJGPsEykWqYWLRCGc850qZ66nam6uCh7xm3tMlmcw0TfA7qel988rDSS2hN5E31dmPiw-vStJxCtQJVH-lJDQvJHWAWLLBIfeX6mnMlBRA2KcbMNlG9yRHHdcJlkOJVAwAsmY0K6b0rLXrSHdUoB9XoLu6YqLE3MOWeeNjxIAtsJSwkqNfSiG1IiCnsi-G30d_hQgRiftom2CGBlo53Pe-n2B94dGGkB7TZlq2kG1VIaSsBBhqUFsibcOJo15ZJWS6__aDL84TGrwt9jp6YthqwVZBdEEywjTNXuLZ4yQcxfYhJngYQdKeeOzH222Zx2x6I6YV30Xrj-9S3tBq8Q5s_cdGClBK0RpM_nZ0N_MBLTTcaSdo-ruAaqtv78EQ8_7pQjqNlSWN5gwQyVXPj6iWjDSkMZl999GkgE0WXJPmoq9ecjRUit4_C4sfM-KT0Z6icqjIyAOyIqk86ooy0svJANMe1YS7nZLOpUTS8JZrMUNVqZULoUs73WkR7eyD0LQ-5D1IQThVuRdpIqBpwsaYN_n2_DjWXayuZadFBirjtGuqFGzORzSQK6_Xq91B4HKS32D5CAOOV4w_Ecd7Iup1H0oY5-jye7Lo4wtq5OB_e9opYlkJcNUz3AjA2rBoowjjn-xtb0UGr4IyRUOAWYh3AdRkRYT6qj62DSMSQprPGpupcygw=w1079-h810-no

少し早めの夏休みとして、阿蘇山を登ってきました。

熊本は連日大雨のニュースが多く心配していましたが、曇りや雨の天気予報をはねのけ、当日は晴れ間も見えて、思い出に残る登山となりました。

毎度おなじみ、日本百名山に登る際には必ず参照している、ワンダーフォーゲル日本百名山特集号。

活火山の百名山がまとめられているページがあり、阿蘇山はその中に含まれます。

阿蘇山の規制状況

火山の規制情報

阿蘇山は現在も活動している活火山です。以下のページから規制の最新情報を調べられます。

我々が登ったタイミングでの規制状況は「火口周辺警報(噴火警戒レベル2)発表中のため火口から半径約1km以内への立ち入りは禁止」。

http://www.aso.ne.jp/~volcano/info/

現地の看板の情報とも一致していました。

 

中岳は規制範囲内なので、高岳登頂のピストンを目指しました。酔仙峡の駐車場から出発。

阿蘇山はどこまで登れるのか?

事前に調べて行ったホームページには言及がありませんでしたが、現地で舗装道から自然道に入るところに、上のような立て看板がありました。

これを見て改めてホームページなど調べていて、登山開始が少し遅れてしまったのですが、看板に書かれているサイトを見ても、特に通行禁止という情報は見当たらず。発見できたのは、はじめに調べてあったとおり「火口周辺警報(噴火警戒レベル2)発表中のため火口から半径約1km以内への立ち入りは禁止」のみでした。 

帰宅後、このブログを書くために情報を整理していて気づいたのですが、この看板についての詳細は以下ページだったようです。

現在、阿蘇中岳の火山活動が活発なため、立入規制中となっており通行可能なルートはありません。   

平成31年(2019年)4月25日に、仙酔尾根ルートの点検を行いました。点検の結果、仙酔尾根ルートは、阿蘇中岳の火山活動活発化に伴う火山ガスによる影響等があり、登山ルートの安全性が確保できないため、通行不可(登山ルートとしての通行を推奨しない)と判断しました。

http://www.pref.kumamoto.jp/kenhoku/kiji_27566.html

Google検索で、キーワード「阿蘇山遭難事故防止対策協議会」の表示順位では1番目でしたが、キーワード「阿蘇山」では2ページ目の中ほどなので、見逃してしまいました。

キーワード「阿蘇山」で表示順位が2位の阿蘇市のページには、関連情報は掲載されておらず、同じ熊本ドメイン内で情報が複数ページに分散しているのも盲点でした。これから行く方は参考にしてください。

火山ガスに注意

ホームページはもちろん、現地にも火山ガスに対する注意喚起の看板がたくさんありました。曇天や、風のない日は特に注意です。

私たちが登る時も、途中で気分が悪くならないか心配でしたが、当日は強風のおかげで通常通り登れました。

阿蘇山(高岳)山頂までの道のり

実際に登ってみて、4ゾーンに分かれる印象でした。

1番最初のゾーンは、舗装道が終わって、背丈よりも高く茂った草を掻き分けつつ進みます。

黄色い矢印が目印

2番目のゾーンは、素手で触っても怪我をしにくい、表面が割となめらかな大きめの岩が続きます。トレッキングポールより素手の方が登りやすいエリアです。

なお、登山道は、岩に書かれた黄色い矢印が狭い間隔で続き、迷いづらくなっています。通ってはいけない危険箇所は、赤いバツ印で分かりやすく示されています。

浮石を踏むと危険

さらに登ると3番目は、小さな岩が続きます。溶岩で固まった岩と、浮石を見分けながら進むのが重要なゾーンです。

岩がちで背の高い樹木はありませんが、標高はそこまで高くないので、森林限界ではなく、草が生えています。アリやてんとう虫、クモやバッタなどの小さな虫もいて、生き物がいるのは少し安心感があります。

同じく岩が多かった日光男体山は、一つ一つの岩が大きかったので、上りも下りもトレッキングポールを使うより素手の方が登りやすかったです。一方、阿蘇山は、一つ一つの岩のサイズが小さく、トレッキングポールも役立ちました。

最後の方は滑りやすい砂利

https://lh3.googleusercontent.com/L5bZR7wFy0DOwtAxlNjuHytpcrtFCSIuk9Jz2tie4UmciEtJ9ap-gVl3Qew_zZDmkRneKZ5hrriZ_zXuYlZWkGErJZf40hQkHduG-kiXp3iBSQ3OFbptAMLr4wS7LyPK34iLXGzpSobJHe-hXt1kfDBP8W-ts_GXB2xs9hQm33Nj5_V6Gwb2aPI8s0AvQw4o2-PobV3WHfHU3Rb2_9EA-4XfusW6NA2eqiv0LHL1nt-pVd3SeJFB5kG-x7Rfe19DxGuhL-9pbEwah0xhQIIIBymi7wMmQckfTcbMWG55BwcrTiHEbM3a3sk7eGbRkV4LZBcINqKovzT4a7H_dKlShiiap21Fx5U1boTzbwS5CCwr79-6JwkleRTZLVmWv86WGFWg3rqckUfIdaAblZH9j8zBFyZmSpY613eGJTQhL84_axeruU6ubpHjW53ljoLVZAwPPBZXv-U5JBcv1Xkgqr92n8nphgZIWLU3lByy28kmsCog7c53qtsr_vlEy9cLM_wiPygQfsOol_Ge8SLP_MaZ-HrXF-AHMdU7quQBigTbSsfBjsWqOw53lT32EvoV1XK4pLE-EKdx8u1XxFSLM1452C1cvzh6rDNGNYbqJrUGNNs3KyuxVMN7ZgVWFlmXYMaQQRsr1gTL_uGlis7ywgfEST-ImHILewlPD-jgbMAZKjzbGGEx7MdyyZmRTLvSdB2G84KvOoSlNR9A02xwScGpXg=w1079-h810-no

最後に、山頂まで数百メートルの範囲になると、細かい砂利のゾーンです。斜度も急で、滑りやすいので踏ん張りが効ません。

高岳山頂付近は霧と強風

https://lh3.googleusercontent.com/lkONlkG43rHVJsfMALEdLKsJ_vp9GJSHijBc2SG_0WAQKlygJBXr8E8J0OkD-Uqm86eNq6qgGHOwVTm4_pNoH45QBnOLBbCuPObL56ZVy4e5XhMxCQdDQxTB2YfqYDfP0IILPEW5jN20x1Hx7IYzD-aEqZZyo0xo_odqlXjwcJwaXY10bwovjRVcCEwaLw9XrG_lPjcuEgZFIXpzM3UDLD4v8hFX0LGOAZ2IyRzFRtNK64I_q9jfbEmzSnvfFg00D3BGsyfe2-34ep1C2pHhDW4L6x_UUHZmpggl-8Dw0RLdvN6Mma_3i3QA2pv-F6nMb75vdALuskxhP1mOHHMKpOWLsXux5ZqKEPnMzns3KyZvNpwt1cXPtSkM1CzmImgDz4jfs5-nY916wA5HYbnAoNe-7DWpo9nvozO9GAKHe0dtmVBEPJ2MlpGufFBrAQ3Wlhf5OmJdq0tt5F7RxGEqCHyKLTB_UhAO7lVvK-IT8b3HYnrCTdh1Fx5moS9e6JpQ3l7ZHl_uDVx92EDd8NQqn0it_Ki3DA-CXhJBM3qaGqDVQ3L6WjDbEYNHocWZ-Ghn27Epo8DRT4tBoISFCLKejtOFivN8yHJiRtrn8156gNC2MXDUBFCAjsSxxZZRLHb_0Jr4bBhIUi-MuTC5sK758407xAN_fJOCLaei2fxrBbLVkk4_FLo3IR1qltDh4kbLFxt5PTwS9evkS72IpHREp6xDPA=w1079-h810-no

高岳火口壁に着くと、高岳山頂までのわずかな道は平坦です。ここからは急に霧に包まれ、強風にあおられました。山頂で写真を撮って、早々に立ち去ります。 

カルデラ雄大な眺め

休憩しつつ改めて山から下を見下ろすと、カルデラ雄大な大地が絶景として広がっていました。雲は多いものの、それでも開放感が感じられました。この景色を自分の目で見られたのは、良い思い出になりました。

下山中も、一休みしてふと顔を上げると、常に広大なカルデラが目に入ります。

最後に

これで日本百名山も5座目です。日光男体山に比べて、岩の大きさと距離がない分、阿蘇山の方が登りやすかったですが、決して楽ではありませんね。

一応毎日ジョギングなどの体力づくりもしているのですが、日本百名山クラスを楽しく登るためには、少なくとも2週間に一回など、定期的な登山は欠かさず継続していきたいです。

はてなブログなら無料で使える高機能ヒートマップ【事例あり】

先日の記事にも少し書きましたが、はてなブログのメリットの1つが、無料で高機能ヒートマップのPtengineを使える点です。

quiet-nature.hatenablog.com

 

通常は有料でなければ使えないPtengineを、はてなブログのユーザーだけの特別プランで、無料で使えます。

ヒートマップツールとは?

ヒートマップツールは、サイト訪問者がよく見たコンテンツやページを、サーモグラフィーで可視化します。これにより、データを直観的に理解できるようになります。

ヒートマップツールの主な利用シーン

コンバージョンや導線改善が目的です。

私の場合、まだそこまでPVが多くないサイトながらも、ありがたいことに毎月アマゾンアソシエイトで一定の収益があります。

記事をリリースして数ヶ月後はとてもよく売れていた商品があるのですが、やはり時間が経つと徐々に売り上げが鈍ってくるため、原因を調べるために、ヒートマップツールを探していました。

そこで、はてなブログ用のPtengine特別キャンペーンを見つけたという次第です。

ほとんど流入がない場合は、十分に活用できません。その場合は、まずは一定の流入を集めることが最優先です。

Google Analyticsではダメなのか?

同じく流入等の分析で有名なツールに、Google Analyticsがあります。

多くの場合はGoogle Analyticsで事足りますが、ヒートマップはJavaScript等を活用して、画面のクリック箇所やスクロール状況を視覚的に確認できます。

  • URL単位ではなく位置として、具体的にページのどの箇所がクリックされているか?
  • 記事を最後まで読んでくれているのは、サイトの訪問者のうち、どれくらいなのか?

これらがわかるのが、Google Analyticsとの大きな違いです。

なお、Google Analyticsも、Chrome拡張機能を使えばヒートマップに似たUIでデータを表示できます。

Chrome 拡張機能「Page Analytics」 - アナリティクス ヘルプ

chrome.google.com

しかし、これはURL単位で計測しているデータで、たとえばページ内に同一のURLが複数設置されていた場合、それぞれのクリックを分けてみることができません。パラメーターでもつけていない限りは。

また、この拡張機能は今後アップデートされないそうです。

Ptengineとは

世界180ヶ国、17万以上のユーザーにサービス提供しているヒートマップツールです。通常は有料でなければ使えないところ、はてなブログのユーザだけ特別プランが用意されています。キャンペーンページから申し込みできます。

はてなブログユーザー専用プラン|Ptengine

  はてなブログ特別プラン Ptengine 通常プラン
ページビュー 25万 PV/月 2万5千 PV/月
ヒートマップページ数 無制限 1 ページ
イベントトラッキング 2万5千 イベント/月 0
プロファイル数 1 1
ドメイン 1 1
ユーザー数 1 1
アクセスログ保持期間 6ヶ月 3ヶ月
ヒートマップ保持期間 3ヶ月 3ヶ月

はてなブログ特別プランでは、ヒートマップページ無制限というところが良いですね。ページビューも月間25万以上となると、個人ブログにしては規模が大きい方なので、多くの場合はアクセス制限なく使えることと思います。

データが欠けて網羅性が損なわれると、利用価値が下がるので、制限を受けないのは嬉しいです。

Ptengine導入方法

登録方法やタグ設置は、はてなブログ公式ヘルプページにまとめられています。

help.hatenablog.com

タグをゲットしたら、デザイン設定 > カスタマイズ > フッタに貼り付ければOKです。

ヒートマップで得られる知見

一般的なブログに比較的広く当てはまるような点について、一例をご紹介します。

記事は最後まで読まれない

記事を書いている本人は、何度も見直して渾身の記事をリリースしているかもしれませんが、実際のところ、記事が最後まで読まれる割合は、残念ながら100%には届きません。

これは、スクロール到達機能で調べられます。

当サイトで数記事のデータを見たところ、だいたい30〜40%程度です。

途中に意図的に離脱ポイント(アフィリエイトリンクなど)を設定している場合は、気にする必要はありませんが、最後まで読んでもらうことを想定して書いた記事ならば、改善の余地があります。

もちろん記事によってこの割合は異なります。自分の記事間で比較してみると、発見があるかもしれません。

「ユーザーが次にアクションを起こすのは、記事を読んだ後なので、記事下に広告等設置するのが良い」という説があります。しかし、記事が最後まで読まれる割合次第では、ユーザーが離脱する前、もっと上にコンバージョンポイントを持ってきた方が賢明です。

読者やリピーターはリアクションしてくれる

このブログで度々言及している「読者はページをじっくり読んでくれて、スターやブクマを押してくれる」という説を、Ptengineを使って確認してみます。

使うのは、ヒートマップの比較機能です。異なるセグメントをかけた画面を、横に並べて変化を視覚的に把握できます。

当ブログの流入検索エンジンからの割合が多いので、今回は、検索エンジンからの流入者と、それ以外(読者やリピーター)を比較します。

左が検索エンジンからの流入、右がそれ以外です。

記事終了までスクロールしている割合は、右側の方が5%ほど高いです。また、はてなスターや人気ランキングサイトのバナーも押すなど、リアクションを起こしてくれていることがわかります。

自分も、検索で見つけたサイトはさらっと流し見する程度なので、この傾向には納得です。やっぱり読者やリピーターは大切に!

もちろん、検索エンジンから流入してくれるユーザーにも行動傾向があり、それはそれで大事なので、どちらも貴重なお客様です。

目次はよくクリックされる

収益優先のサイトである場合、もっとも見るべきは、「ここは絶対押して欲しい」とあらかじめ目論んだアフィリエイトリンクでしょう。本命のリンクがクリックされていなければ、そこに至るまでの文章や位置を再検討する必要があります。

収益目的どうかに関わらず、どのサイトでも割と当てはまるのが、目次がよくクリックされていることではないでしょうか。

SEO観点では、最低でも1,200文字、多い時は4,000〜8,000などの文字数で記事を書きます。しかし、多くのユーザはシンプルなQ&Aを求めます。途中の長々とした説明は不要です。そのとき、文字数の多さとユーザビリティーの両方を担保するには、目次が不可欠と言うわけです。

下の画像は、同じページについて、左でPC、右でスマホのデータを比較しています。特に、PCよりもスマホの場合、顕著に目次がクリックされています

スマホからの流入がメインのサイトで、ある程度長い記事を書く場合は、目次は挿入したほうが良いでしょう。

もっとも、目次をクリックしてお目当ての章だけ読んで離脱されないよう、工夫の余地があります。

最後に

その他、鉄板の使い方は、公式ページにまとめられています。

鉄板な使い方 - Ptengine ヘルプセンター

現状のはてなブログユーザー向けプランだと、アクセスログ保存期間は6ヶ月、ヒートマップ保持期間は3ヶ月。データが少ないとうまく分析できないので、まずは流入を増やすか、3ヶ月くらいデータを溜めて見ると良いです。

私もどこかで時間を取って、Ptengineの導入目的だったAmazonアソシエイト成果改善のための分析を行いたいと思います。