野山で静かに過ごしたい

野山で静かに過ごしたい

日帰り登山、アウトドア、国内・海外旅行、移住先選定。都心6区に住みつつも、喧騒を離れたシンプルライフを満喫しています。

【生藤山・陣馬山】縦走コースはダイエットにも効く

2月に一度行こうと試みるも、積雪とトレッキングポール紛失で諦めた生藤山。

quiet-nature.hatenablog.com

 ついに先週末に、行ってきました。

東京マラソンの前日だったからか、あるいは確定申告・年度末・花粉などなど。理由は分かりませんがいつもの半分ぐらいしか登山客がいませんでした。

1年で1番の寒さからも抜け出し、春に向かい始めて登山の季節にどんどん近づきますが、ヤマレコでも、多くの山は3月の山行回数が少ないです。静かに山登りを楽しみたい方には特におすすめの季節です。

生藤山・陣馬山縦走の登山コース

鎌沢入口スタートのコース

鎌沢入口バス停(12分)→県立鎌沢駐車場(25分)→鎌沢休憩所(32分)→佐野川峠(55分)→三国山(8分)→生藤山(18分)→茅丸(13分)→連行峰(24分)→山ノ神(6分)→大蔵里山(24分)→醍醐峠(11分)→高岩山(13分)→和田峠(23分)→陣馬山(12分)→南郷山(10分)→奈良子峠(19分)→明王峠(6分)→石投げ地蔵(20分)→大平小屋跡(5分)→大明神山(4分)→孫山(4分)→子孫山ノ頭(孫山)(10分)→見晴らし台(8分)→与瀬神社(1分)→与瀬(7分)→相模湖駅

累積標高差で上り1,272m、下り1,417m、合計距離17.74kmで、初心者にはなかなかハードなコースでした。

生藤山山頂までの道のり

生藤山は、陣馬山と全く同じ、野08系統 和田行きバスに乗車します。陣馬山は「陣馬登山口」停留所で降りるところ、生藤山は「鎌沢入口」で下車します。

この日は鎌沢入口で下車したのは我々だけでした。

 

山あいの民家の中の静かな舗装道を登ります。登山口まで結構あります。

 

登山道に入る前の休憩所です。お手洗いもあります。

 

適度な斜度の上り坂がずっと続きます。

 

ちょっとしたベンチのある休憩所が多めです。

三国山山頂からの眺め

生藤山の手前に、三国山山頂があります。東京・神奈川・山梨の三県が接する地点だそうです。眺望はそこまで開けていないものの、周囲の山が望めるので、休憩にはぴったりです。この先の生藤山山頂は、あまり広さがなくベンチも少ないので、こちらで休憩するとゆっくりできます。

 

左手に、テーブル付きのベンチが複数あります。

生藤山山頂〜陣馬山までの道のり

生藤山山頂。山頂は意外と狭く、人が多かったので、山頂標識だけ写真を撮りました。

 

生藤山の山頂付近に少し岩がちな箇所があり、慎重に上り下りする必要があります。それ以外のところは、比較的歩きやすい道です。

 

コースの中で、2〜3箇所「まき道」と書かれた分岐を目にしました。まき道とは、通行困難な岩場や急斜面を避けるための迂回路のことです。今回は長距離でキツすぎて、積極的にまき道を利用してしまいました。

陣馬山まであと一息。でもこの時点でけっこうヘトヘトです。

陣馬山山頂 清水茶屋で陣馬そば

1月に初めて登ったあと、1ヶ月に1回は来ている陣馬山と清水茶屋。

1月はなめこ汁、2月はけんちん汁、3月はついに陣馬そばをいただきます。600円とリーズナブル。

ちょっと太めの麺・ゆず・きのこなどなど、一般的な茶屋のクオリティを越えた立派な料理です。疲れた体には最高でした。これでもカロリーが足りない・・

立ち寄り湯は、八王子温泉やすらぎの湯

立ち寄り湯は、先日の記事でもご紹介した八王子温泉やすらぎの湯を選びました。 

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ある程度都心のほうに移動できるので、温泉の後に係る帰宅時間も少し短縮できますし、駅から徒歩で行けるのはとても便利です。

 

炭火焼肉も堪能できます!

登山の消費カロリーはすごい

今回の消費カロリーは1,800kcal(基礎代謝除く)

累積標高差1,200m、総距離17.7kmは、これまでの登山の中でも特に体に響きました。

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Apple Watchを使うと、基礎代謝を除いた、立ち上がったり体を動かしたりしたときに消費されるカロリーを「ムーブ」として計測できます。

Apple Watch でアクティビティ App を使う - Apple サポート

心拍数を基準に計測しているみたいです。

Apple Watch を使った運動量計測の精度を上げる - Apple サポート

その結果、今回の消費カロリーは1,800kcalでした。 

十分カロリー摂取しておかないと危険

登山に行く前は、工程に合わせて数日前から食べ物を調整し、筋肉に炭水化物を蓄えておきます。

これはカーボローディングと言うそうで、「山と食欲と私」という漫画で知りました。

kuragebunch.com

いつも絶対に体重が減らないように食べ物を多めに持ってきて、運動後にも焼肉を食べたのですが、今回はそれでも足りず、帰ってきて1kg減ってしまっていました・・

私はあまり太れない(太るまで食べられない)タイプなのですが、これは登山やスポーツをする上では弱点でしかありません。

エビオス錠で消化能力を引き上げて、食べられる量を増やす努力をしています。

逆に、ダイエットにお悩みの皆さんには、このコースはおすすめです(この運動量でも痩せないってことあるんでしょうか?)。前の記事に記載の通り、陣馬山は初心者でも登りやすく、山頂の休憩所が広いので、楽しい山です。山小屋の食事がおいしいのは、ダイエットには誘惑かな?

ただ、少なくとも登山初心者の私にはこの縦走はなかなかキツかったので、まずは陣馬山のみで登ってみて自分の体力と相談し、いけそうだと思ったら次回に生藤山との縦走に移行するのが良いと思います。

 

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